糖尿病治療の概要

当院の特徴

1トータルな糖尿病診療を行っています

できる範囲から始める食事・運動の生活指導、病気の詳しい説明、血糖コントロールといった基本的な内服治療から、インスリン治療とトータルな糖尿病治療を行っています。

2合併症の検査や治療も強力な連携で対応

糖尿病は失明や足の壊疽などの怖い合併症がある病気です。また、皮膚に起こる慢性的なトラブルの原因にもなっています。そのため、当院では近隣の眼科病院や、当法人の平井皮膚科クリニックと連携して、効果的な合併症予防に力を入れています。

3薬の副作用をできるだけ抑える治療を心がけています

薬をできるだけ増やさない治療を行うことで、副作用を防ぐよう心がけています。インスリン治療に関しても、お一人おひとりの状態にきめ細かく合わせることで適切なコントロールができるようにしています。

糖尿病とは

糖尿病は高血糖状態が持続してしまう病気で、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌量減少や、効き目が悪くなることが原因だと言われています。血管に大きな負担をかけてダメージを与える病気ですが、初期にはほとんど自覚症状がなく、進行すると深刻な合併症を起こす場合があるので、定期的な検診を受けることが重要です。
糖尿病にはいくつかのタイプがあり、タイプや進行状態に合わせてきめ細かく治療方法を変えていく必要があります。治療には、食事・運動療法、内服治療、インスリン注射治療があります。

症状

糖尿病の症状は最初のうちはほとんどありません。糖尿病が進行し、血糖値が過度に上昇すると、喉の渇き、多飲、尿の量や回数の増加、全身の倦怠感、疲れやすさ、急な体重減少などの症状が現れます。そのまま放置してさらに血糖が上がると、糖尿病性ケトアシドーシスや非ケトン性高浸透圧性昏睡など、命に関わる危険な急性合併症を起こす可能性があります。

三大合併症

高血糖状態が長期的に続くと、慢性合併症を起こす可能性があります。特に、糖尿病の三大慢性合併症には注意が必要です。

1.神経障害

脳や脊髄といった中枢神経以外の末梢神経を中心に障害を起こすため、手先や足先のしびれ、痛み、立ちくらみ、便秘、下痢、知覚鈍麻などの症状が現れます。無痛性心筋梗塞などによる突然死や足の壊疽による切断の可能性もあります。

2.糖尿病性網膜症

成人の失明原因の第1位になっているのが、糖尿病性網膜症です。特に自覚症状がないまま静かに進行し、ある日突然失明する場合もありますので、糖尿病と診断されたら血糖コントロールをしっかり行い、症状がなくても定期的に眼科で検査を受ける必要があります。

3.糖尿病性腎症

高血糖が持続すると、老廃物や毒素を尿として体外へ排出する腎臓の機能障害を起こし、やがて腎不全となり、尿が出なくなってしまいます。尿が出なくなると定期的に透析を受けて血液を浄化する治療を行う必要があり、長時間、病院のベッドに拘束される生活となってしまいます。

他にも糖尿病になると、動脈硬化により心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まりますし、高血圧、脂質異常症などの他の生活習慣病も合併しやすくなってしまいます。血糖値をしっかりコントロールすることで、こうした合併症の発症を抑えることが可能です。

 

三大合併症

内服薬によるコントロール

血糖値の1~2か月の平均値(HgbA1cヘモグロビンエーワンシー)を指標に薬の量をきめ細かく調整し、適切な血糖コントロールを行っています。
インスリン分泌を促す薬、インスリンの効き目を良くする薬、糖の吸収を遅らせる薬、尿中に排泄される糖の量を増やし血糖を下げる薬をうまく組み合わせ、場合によってはインスリンの分泌を促すインクレチンを増やす注射薬などの治療も行っています。

 

糖尿病インスリン治療

β細胞が極度に機能低下して内服薬での血糖コントロールが困難となった場合には、外からインスリンを補充するインスリン注射治療を行います。早めに導入すると、少ないインスリン量で血糖がうまくコントロールできるため、効果が高く、低血糖や合併症リスクも抑えられます。当院では丁寧にわかりやすく説明してリスクをできる限り軽減したインスリン治療を行っています。

 

低血糖・シックデイ

糖尿病患者さんが風邪をひいたり、感染症にかかったり、ケガをしたりなどの体調不良を起こすと、いつもに増して血糖値が乱れやすくなります。このような状況のことを“シックデイ(sick day)”と呼び、特に注意が必要な状態となります。

 

仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:03-3613-5548 お電話でのお問い合わせはこちら
仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:03-3613-5548 お電話でのお問い合わせはこちら