当院の内視鏡検査
富士フィルムの最新機種LASEREO(レザリオ)VP-7000を導入
先端のAdvanciaHD(アドバンシア)から、最新機種LASEREO(レザリオ)VP-7000を導入しました。
仁愛堂クリニックをはじめ当法人は、更に先を見据えた内視鏡検査にこだわります。検査技術もさることながら最新機種を用いて、皆様の早期発見のお手伝いをして参ります。
当院の内視鏡検査の特徴
1より苦痛が少ない検査を実現
ストレスなく内視鏡検査を受けていただくために当院ではきめ細かい配慮を行っています。麻酔薬を使った経鼻内視鏡検査では、極細でしなやかなファイバーを使い「オエッ」とする神経が豊富な舌の根本に触れずに挿入しますので、胃カメラ特有の不快感がほとんどありません。
また大腸内視鏡検査では、痛みのない優しい挿入法を使うことで挿入時の痛みを排除し、空気ではなく炭酸ガスで腸を膨らませることでお腹の張りを少なくしています。
2より短時間で精度の高い検査
カメラの太さは変わらず、吸引口が大きくなりました!
最新の内視鏡システムを導入することで、高精度の検査を短時間で行えるようにしています。近接での観察性能が高くなっているため、より詳細に観察することが可能です。また、送気・送水性能が向上したことで、レンズに付着した水分が素早く取り除かれますのでより短時間に視界が明瞭になり微細な病変を発見しやすくなっています。
胃カメラは5分、大腸カメラは10~15分ほどです。
内視鏡レンズの先端に水滴が付着しにくい
3従来は見落とすこともあった微細な病変を発見可能
高画質で鮮明な画像を写すことができるAdvanciaHDを導入し、大腸カメラではメガピクセルCMOSイメージセンサーを搭載することで、通常粘膜と血管の差がより鮮明に観察できます。高精細なCMOSカメラと、「FICE」という内視鏡画像の視認性を向上させる分光画像処理機能システムで、病変の性格や広がりを明瞭に見分けることも可能です。
3レーザー制御技術と画像処理技術を組み合わせた先進の内視鏡システム
先端のAdvanciaHD(アドバンシア)から、最新機種LASEREO(レザリオ)VP-7000を導入しました。
富士フィルムの レーザー制御技術と画像処理技術を組み合わせた先進の内視鏡システムを用いた分かりやすく見やすい高画質の画像で、がんなどの病変部を確認することができます。
LCI(Linked Color Imaging)画像
赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い、粘膜の微妙な色の違いを強調し、炎症診断をサポートします。
左写真)炎症の診断において重要な色は、赤色領域に密集しており、見分けにくい
右写真)粘膜のわずかな色の違いが、強調されて表示される)
2種類のレーザーの発光強度比を変えることで、白色光観察と狭帯域光観察それぞれに適した光を照射し、画像処理との組合せによって4つの観察タイプを切替えて使用できます。
4大腸ポリープ発見時には検査と同日の内視鏡的ポリープ切除も可能
大腸内視鏡検査を受けてポリープが見つかった場合、別の日を改めて予約して手術をするのは時間的にもご負担が大きいものです。当院では検査したその日にポリープ切除の日帰り手術を行っています。
5胃カメラと大腸カメラの同日検査も可能
胃と大腸の内視鏡検査を同日に行うことができるので、お忙しい方に時間的なご負担をかけません。土曜日・日曜日の同日検査も行っています。
※胃カメラの場合は当日朝の食事を抜いていらしていただくだけで受けられますが、大腸カメラは前日に下剤を飲んでいただく必要があるため、検査日の2日以上前に一度ご来院いただく必要があります。
6経験豊富な医師による検査
内視鏡検査の経験豊富な医師が責任を持って丁寧に検査しています。特に経鼻内視鏡検査は、これまで消化器科の医師が必要とされてきた知識や技術では対応できないものですから、技量によって精度や快適さに大きな差が出てしまいます。
当院では数多くの検査を行ってきた医師が担当しますのでご安心いただけます。
■令和3年実績
年間3,228例の内視鏡検査
726例の大腸ポリープ切除の実績
7大腸内視鏡検査で飲む下剤の量をできるだけ減らしています
腸内がきれいになっていなければ見落としが発生する可能性がありますが、飲む下剤の量が多いのはとても苦しいものです。
当院では患者様お一人おひとりに合わせて必要最小限の下剤の量を見極めています。また、味の好みでも選べるようにしてよりストレスのない検査を心がけています。
8お腹の張りを素早く解消する炭酸ガス送気システムを導入
内視鏡検査では、胃や大腸を空気で膨らまして粘膜をすみずみまで観察していました。しかし、空気はいつまでもお腹の中に残ってしまい、張って苦しい状態が続きガスとして出す気恥ずかしさもありました。
当院では空気より体内に吸収されるスピードが200倍ほど早い炭酸ガスを使うことで、お腹の張りなどを解消しています。
9洗浄・消毒の徹底
苦しくないこと、精度が高く正確な診断ができることは内視鏡検査においてとても重要なポイントです。そして、もうひとつ、忘れてはならないのが器具の徹底した洗浄と消毒です。
当院では、厚生労働省のガイドラインに則った手洗い・機械洗浄・超音波と3種類の洗浄と消毒を、決められた手順に沿って厳しく行い、ダブルチェックにより安全性を高めています。
10ポリープ切除の出血リスクを下げるコールドポリペクトミー
高周波を用いたこれまでのポリープ切除に比べ、術後の出血や穿孔リスクが少ないコールドポリペクトミー(非通電切除)を導入しています。電気メスを使わずコールドスネアという特殊なワイヤーを用いて、表面を薄く1枚はぎ取るように粘膜を切除します。
血液がサラサラになる薬を服用している方でも、術後の出血リスクが低いという報告がされているものです。これにより小さなポリープの切除がより安全に行えるようになっています。
11細くしなやかなスコープで患者様の苦痛をやわらげます
従来よりもカメラが細くなり挿入性が向上されたことで、患者様にとって楽な検査ができます。内視鏡自体は細いまま高画質を実現しているので、正確な診断とともに患者様の負担が少ない検査をすることが可能です。
12「無送気軸保持短縮法」にて、腸を傷つけずに検査
当院では鎮静剤の必要がないほど痛みの少ない「無送気軸保持短縮法」にて、腸を傷つけずに検査。他院の検査で痛みが強かったという方は、一度当院の検査を受けてみてください。きっと驚くほど痛みが少ないはずです。
無送気軸保持短縮挿入法って何?
内視鏡の挿入法や、大きく「無送気軸保持短縮挿入法」と「ループ挿入法に分けられます。」
■無送気軸保持短縮挿入法
腸に負担をかけないよう、丁寧にたたんで ゆっくり挿入するため、痛みが少なく、強い鎮静剤も必要ない。また空気を入れないので、おなかのはりもない。
■ループ挿入法
空気を入れながら腸の形に沿ってカメラを押し込んで進めるため、腸が伸びてつっぱ り、痛みを伴うことが多い一般的に多くの病院で行われている方法。
13検査した医師がしっかりご説明します
実際に検査を行っていない医師による説明では、内容が正確に伝わりにくいものです。当院では詳細な画像をご覧いただきながら、検査した医師が状態をしっかりお伝えしています。
14消化器内視鏡技師、内視鏡専門医師による万全の検査体制
日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡技師の資格を持つスタッフが検査をサポートし、 内視鏡の専門医師によるチームで検査を行います。
費用
胃内視鏡
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
胃内視鏡検査のみ | 約2,000円 | 約5,500円 |
胃内視鏡検査+病理組織検査 | 約3,000円~約5,000円 | 約9,000円~約15,000円 |
大腸内視鏡
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
大腸内視鏡検査のみ | 約2,500円 | 約7,000円 |
大腸内視鏡検査+病理組織検査 | 約3,000円~約6,000円 | 約9,000円~約18,000円 |
術前検査食を2食1,650円(税込み)で販売しております。
大腸の内視鏡によるポリープ切除
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
大腸内視鏡ポリープ切除術 | 約9,000円~約11,000円 | 約29,000円~約34,000円 |
※費用はあくまでも目安です。詳細は直接当院までお問い合わせください。
※手術をされた方には術後食をお渡ししております。3食1,650円(税込み)です。
内視鏡検査、内視鏡ドックには各種クレジットカードをご利用いただけます。
※各種クレジットカードは検査当日のみご利用いただけます。
事前診察時はご利用いただけません、予めご了承ください。