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胃内視鏡検査
胃の内視鏡検査について
小さなポリープや初期の胃がんを内視鏡検査で発見した場合、内視鏡による手術だけで根治できるようになってきています。胃がんは進行してしまうと開腹手術や抗がん剤治療、放射線治療が必要になりますが、これはとてもつらい治療でありお身体だけでなく生活全体に大きな負担をかけることになってしまいます。内視鏡検査は進行する前に見つけて治療するための何よりの予防策です。
この地域の方がつらい治療や手術を受けなくてすむよう、当院では内視鏡検査による早期発見に力を入れています。
胃がんは特に症状が現れずに早く進行してしまう場合もあります。胃に不快な症状がない場合も、できれば30代のうちに1度内視鏡検査を受け、40代になったら年に1度の検査を受けてご自分のお身体をいたわるとともに、ご家族に安心をプレゼントしてあげてください。また、ご家族で胃がんになった方やピロリ菌に感染している方がいる場合には年齢にかかわらず検査が必要です。
このような方に検査をおすすめします
- 長期間に渡って胸焼け・げっぷが続いている
- 胃もたれ・胃痛などの症状が長期間続いている
- 家族や親戚にピロリ菌の感染者がいる
- 家族や親戚に胃がんになった方がいる
- 食事の塩分量が多い
- タバコやアルコールを摂取する
- 40歳以上で1度も検査を受けたことがない
- 喉の違和感、食べ物のつかえ感が長期間続く
- 胸の痛み、酸味や苦みのあるものが込み上げる
- 食欲不振や急な体重減少がある
- 便が黒い
バリウム検査と胃内視鏡
バリウム検査は大きな病変を見つけるためには役立ちますが、小さな病変を正確に診断する助けにはなりません。バリウム検査を受けて「要精密検査」となった場合には必ず内視鏡検査を受けることからもそれは明白です。
バリウム検査の弱点
1.直接、粘膜を観察するわけではないので、早期がんを見落としやすい。
2.バリウム検査はレントゲンで撮影するため、放射線被ばくのリスクがある。
3.ピロリ菌検査を別に受けなければならない。
4.胃がんになりやすい粘膜(萎縮粘膜)かどうかの診断が不可能
当院の胃内視鏡検査の特徴
POINT1経鼻という「鼻」から挿入する検査なので「オエッ」としにくい!
歯ブラシを奥まで押し込むと「オエッ」と反射が起こります。舌の付け根にはこの反射神経が多数存在しています。経鼻内視鏡検査は鼻から挿入するので、口からの内視鏡と違って舌の根本に触れることがなく「オエッ」とすることなくスムーズに胃までカメラが到達します。極細でしなやかなファイバーですので操作性が高くなっています。
左図)口から入れた場合 内視鏡が舌の付け 根を通るため不快に感じやすくなります。
右図)鼻から入れた場合 内視鏡が舌の付け根を通らないため不快に感じず吐き気も感じにくくなります。
POINT2検査時間は5分!
最新の内視鏡システムにより精密な画像で観察できるため、当院での胃内視鏡検査所要時間は5分程です。検査は時間が長ければ長いほどお身体にも負担がかかるものです。正確でスピーディな検査で患者様に余計な負担をかけないよう心がけています。
POINT3細かい病変もはっきり確認!
画質がクリアで従来の内視鏡よりもはっきりと病変が確認できる最新の富士フィルム製の内視鏡を導入しています。画像を調整して病変の性格や広がりを正確に診断できるFICEという画像処理システムや、近景から遠景までの幅広い観察が可能なカメラなどにより、見落とされやすい早期がんの発見が可能です。またカメラの視野や水分の吸引力も経口内視鏡と同等に向上していますので、検査時間がより短くなりお身体への負担を減らしています。
左写真)白色光画像
右写真)FICE画像
当院で行っている胃内視鏡検査の流れ
予約
直接お越しいただくか、お電話やインターネットにて検査日をご予約ください。
即日検査も可能な場合がありますので、できるだけ早い検査をご希望される際にはご相談ください。
江戸川区平井の「仁愛堂クリニック」、墨田区菊川の「菊川内科皮膚科クリニック」のどちらでも検査を受けられます。お住まいやお勤めに便利なクリニックをご利用ください。
問診
予約日にご来院いただいたら、まず胃痛など症状の有無や生活習慣についての問診を行います。その後検査の内容についてご説明しています。ご不安や疑問などございましたらお気軽にご相談ください。
検査前準備
胃の中の泡を取り除くため消泡剤を飲みます。
その後、鼻の奥に血管収縮剤をスプレー
局所麻酔薬を鼻に注入します。
鼻の中に局所麻酔薬を塗ったスティックを挿入したら準備は完了です。
検査
麻酔が効いてきたことを確認して検査を行います。胃内視鏡の検査時間は5分です。鎮静剤を使用することでウトウトしている間に検査は終了します。
検査終了
ベッドで少しお休みいただき鎮静剤が覚めたら検査結果をご説明します。これで検査は終了です。
なお、ご帰宅時に軽くふらつくこともありますので、検査当日はお車でのご来院は控えていただいています。食事は検査1時間後から食べることが可能になります。
※内視鏡検査時にピロリ菌検査や組織検査を行った場合、検査当日の暴飲暴食・アルコールの摂取・激しい運動は控えます。
担当医からのメッセージ
胃がんは進行が早いもの(スキルス胃がん)もあるため、発見された時点では手の施しようがない場合もありますが、早期発見と適切な治療で完治することも可能です。「いつか」や「今度」ではなく、40歳を過ぎたら毎年1回は検査の日を作っていただけたらと思っています。
当院ではお忙しい方にこそ検査を受けていただきたいと考えており、平日夜間の検査(18時まで)、また、土曜・日曜の検査を行っています。地域の方々の命とご家族との生活を守るために、このたった5分の検査でお役にたちたいと私たちは考えています。
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