IBS(過敏性腸症候群)外来
【IBSとは】
当院では過敏性腸症候群(IBS)を対象とした治療を行っております。
過敏性腸症候群は大腸の機能的な病気で、検査をしても炎症や潰瘍などの器質的な異常が見つからないにもかかわらず、腹痛や便通異常(下痢や便秘)が慢性的に続くという特徴があります。
【主な症状】
腹痛・腹部不快感、便通異常、腹部膨満感・ガスなど
【症状パターン】
過敏性腸症候群は、症状のパターンによって以下の4つのタイプに分類されます。
下痢型: 下痢が主な症状
便秘型: 便秘が主な症状
混合型: 下痢と便秘を繰り返す
分類不能型: 上記のいずれにも当てはまらない
【症状の特徴】
・症状は慢性的に続き、数週間から数ヶ月、あるいはそれ以上にわたって持続することがあります。
・ストレスや不安などの心理的要因が、症状を悪化させ、日常生活に支障をきたすことがあります。
過敏性腸症候群の症状は、他の病気と似ていることがあるため、自己判断せずに、医師の診断を受けることが重要です。
また、過敏性腸症候群と似た症状を引き起こす可能性のある他の疾患(炎症性腸疾患、セリアック病、感染症など)を除外するために、血液検査、便検査、大腸内視鏡検査、必要に応じて腹部X線検査、CT検査などを行う場合もあります。
IBS外来に関するご相談、受診希望がある方は当院までお越しください