【下剤が選べる】
仁愛堂クリニックが叶える、苦痛のない大腸カメラ検査
「大腸カメラ検査はいいけど、前処置の下剤が本当に苦手…」
「2リットルも飲みきれる自信がない…」。
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)は、ポリープや大腸がんを早期発見・早期治療する上で欠かせない医療行為です。
しかし、検査の重要性を理解しつつも、多くの患者様にとって、検査前の「下剤服用」は最大の関門であり、受診をためらう大きな理由の一つとなっています。
独特な味や、大量の水分を一度に摂取しなければならないことへの抵抗感は、患者様が抱く共通の悩みです 。
しかし、ご安心ください。
大腸内視鏡検査の負担を軽減するため、医療技術は日々進化しています。
検査そのものの技術(鎮静剤やAI)だけでなく、検査前処置である下剤にも多様な選択肢が生まれ、患者様一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせた最適な下剤を選ぶことが可能になっています。
当記事では、江戸川区にある当クリニックが提供する、患者様の不安に寄り添った大腸内視鏡検査の全体像をご説明します。
下剤の選択肢から、検査そのものの負担を軽減する最新技術まで、検査を「我慢すべきもの」から「安心して受けられる健康管理プロセス」へと変えるための情報をご紹介します。
内視鏡クリニック選びのポイント
1. 専門性と経験豊富な医師
内視鏡検査の質は、医師の技術と経験に大きく左右されます。
特に大腸カメラ検査では、医師の技量が患者様の体感に直結します。
経験豊富な医師は、痛みを抑えながらスムーズに検査を進め、微細な病変を見つけ出す診断精度を高めます。
医師選びの明確な指標として、「日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医」といった専門医資格の有無を
確認することが重要です。
これらの資格は、高度な知識と豊富な臨床経験を持つ医師に与えられ、厳格な症例数や学術活動が求められます。
専門医は、診断の正確性を高め、患者様の苦痛を最小限に抑え、安全性を確保することに長けています。
また、当院医師は軸保持短縮法を身につけておりますので、患者様の負担も軽減することが可能です。
※軸保持短縮法について
内視鏡検査は、胃や大腸の病気を早期に発見するためにとても大切な検査です。
仁愛堂クリニックでは、患者様の負担をできるだけ少なくするために、「軸保持短縮法(じくほじたんしゅくほう)」という特別な技術を使って検査を行っています。
◎軸保持短縮法とは?
内視鏡スコープを体内でたわませることなく、まっすぐな状態を保ちながら挿入していく方法です。
通常の挿入方法と比べて、スコープが腸管に無理な力をかけにくいため、以下のようなメリットがあります。
• 痛みの軽減: スコープがまっすぐ進むため、腸が伸ばされることによる痛みが大幅に和らぎます。
• 短時間での検査: スムーズにスコープを進められるため、検査時間を短縮できます。
• 安全性の向上: 腸への負担が少ないため、合併症のリスクを低減できます。
◎軸保持短縮法のメリット
この軸保持短縮法は、習得に時間と経験が必要な、専門性の高い技術です。
軸保持短縮法を習得している医師が検査を行うことで、患者様はより楽に、そして安全に検査を受けていただけます。
当院の医師は、この軸保持短縮法を習得しており、患者様が安心して検査を受けられるよう努めております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。
2. 苦痛の少ない検査への配慮
「内視鏡検査は苦痛」という先入観は、検査を避ける大きな要因です。
この負担を軽減するため、仁愛堂クリニックでは鎮静剤の使用を推奨しています。
鎮静剤を使用することで、患者様はほぼ眠っているような状態で検査を受けられ、恐怖心や不快感が軽減されます。
検査後は、安全のため自転車、オートバイ、自動車等の運転はできませんので、公共交通機関や徒歩でのご来院をお願いしております。
また、当院では検査時に空気の代わりに炭酸ガス(CO2)を送気する装置を導入していますので、
検査後のお腹の張りや苦しさがほとんどありません。
また、当院では最新の内視鏡スコープを導入しております。しなやかで操作性がよく、こちらも苦痛の軽減につながります。
上部(胃カメラ)内視鏡検査には経鼻内視鏡を採用しております。
経口で検査する時よりも「オエッ」という感覚がないので楽に検査することができます。
3. 検査前準備の負担軽減
大腸内視鏡検査前の下剤服用は、患者様にとって大きな負担となることがあります。
仁愛堂クリニックでは、味や飲みやすさが改善されたものや、錠剤タイプなど、様々な種類の下剤を多数ご用意しています。
下剤の選択肢が多い当院であれば、患者様一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせた対応が可能であり、
検査前の準備をより快適に進めることができます。
◎当院採用下剤一覧
マグコロールP(液剤) | スポーツ飲料風で飲みやすい | パックに水を1800mlまで入れ、2時間かけて飲みます。 飲み方の目安はコップ1杯(約200ml)を10分かけて飲みます。 (※当クリニックで最も使用している下剤になります。) |
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ニフレック(液剤) | スポーツドリンク系の味 | パックに水を2000mlまで入れ、2時間かけて飲みます。 飲み方の目安はコップ1杯(約180mL)を10分かけて飲みます。 最初の2~3杯は15分以上かけてゆっくり飲みます。 |
ピコプレップ(液剤) | オレンジジュース風味 | 水に溶かしたお薬150mlを前日の夜と当日の2回飲みます。 前日はお薬の後、透明な飲み物1250ml以上を2~3時間ほどで飲みます。 当日はお薬の後、透明な飲み物750ml以上を1~2時間ほどで飲みます。 |
モビプレップ(液剤) | やや酸っぱく濃いめの梅味風味 | パックに水を2000mlまで入れ、1000mlを1時間かけて飲みます。 飲んだお薬の半分量の水分を取ります。 飲み方の目安はコップ1杯(約180mL)を10分かけて飲みます。 |
サルプレップ(液剤) | レモン風味 | ペットボトル入りの製剤480mlを30分かけて飲みます。 その間に、飲んだお薬の倍量の水分を取ります。 最大960mlまでの服用をおこないます。 |
ビジクリア(錠剤) | 味はしません | 2000mLの水分と、錠剤50錠を2時間30分かけて飲みます。 飲み方は錠剤5錠をコップ1杯の水分(約200mL)で15分かけて飲み、 10回繰り返します。 |
3. 下剤を少しでも楽に飲むためのコツ
「それでも不安…」という方のために、下剤を少しでも飲みやすくするための工夫をいくつかご紹介します。
これらのコツは、担当の医師や看護師に事前に相談の上、実践してください。
・冷やして飲む: 下剤を飲む前に冷蔵庫で冷やしておくと、独特の味が和らぎ、飲みやすくなります 。
※ただし、冷やしすぎると身体全体が冷えすぎてしまう場合がありますので注意が必要です。
・ストローを使う: コップで直接飲むと、口全体に味が広がりやすいですが、ストローを使うことで味覚への刺激を減らし、喉の奥にスムーズに流し込むことができます 。
・鼻をつまむ: 一時的に鼻をつまんで飲むと、鼻が効かなくなるため、味を感じにくくする方法も有効です 。
※誤嚥には十分に注意してください。
・検査数日前からの食事の工夫(低残渣食): 下剤の効果を最大限に引き出すためには、検査の2〜3日前から、食物繊維の多い野菜や海藻、脂肪分が多い食事を避け、「低残渣食」(消化の良いもの)を心がけることが非常に重要です 。
これにより、腸内がよりスムーズにきれいになり、下剤の負担軽減にもつながります 。
4. 検査自体の負担を軽減する先進の技術
当クリニックでは、下剤の選択だけでなく、検査そのものの負担を軽減するための工夫も積極的に行っています。
●鎮静剤の使用による苦痛の軽減: 鎮静剤を使用することで、ウトウトと眠っているような状態で検査を受けることが可能です。
これにより、検査中の痛みや恐怖心がなくなり、精神的な負担を大きく軽減できます 。
鎮静剤の費用は保険診療で3割負担の場合、60円から540円程度であり、患者様の安心感に見合う範囲に収まります 。
●炭酸ガス送気システム: 従来の空気の代わりに、体内に速やかに吸収される炭酸ガス(二酸化炭素)を送気するシステムを導入しています 。
これにより、検査後にお腹が張る不快感を大幅に軽減し、速やかな日常生活への復帰を可能にします 。
●最新鋭のAI内視鏡システム: 最新のAI(人工知能)システムを導入し、内視鏡カメラが捉えた画像をリアルタイムで解析することで、見落としやすい小さなポリープやがんを自動的に検出し、より正確な観察を可能にします 。
●胃カメラ・大腸カメラの同日検査: 忙しい現役世代の方々の負担を軽減するため、胃カメラと大腸カメラを同日に行うことが可能です 。
一度の来院で両方の検査を終えられるため、時間的、身体的な負担を軽減できます。
5. 日帰りでの大腸ポリープ切除と術後の注意点
大腸内視鏡検査は、単なる診断だけでなく、その場で治療も行うことができる予防医療へと進化しています。
●日帰りポリープ切除: 検査中にポリープが発見された場合、多くの場合その場で切除が可能です 。
これにより、改めて切除手術を受ける必要がなくなり、患者様の時間的、経済的な負担が大幅に軽減されます 。
●安全な切除方法: 当院では、ポリープの大きさや形状に応じて最適な方法を選択します。
特に5~10mm程度の小さなポリープには、高周波電流を使わない「コールドポリペクトミー」を積極的に行っており、術後の出血や穿孔(腸に穴が開くこと)のリスクが極めて低いとされています 。
平坦なポリープや、より大きなポリープには、「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」が用いられます 。
●術後の注意点: 日帰り手術とはいえ、ポリープ切除後は術後出血などの偶発症を防ぐため、注意が必要です。
術後数日間は飲酒や激しい運動、遠方への旅行を控え、シャワーのみにするなどの制限を守ることが大切です 。
皆様の健康のために
便秘や腹痛、血便など、気になる症状がある方はもちろん、便潜血検査で陽性となった方も、
どうぞお一人で悩まずに仁愛堂クリニックへご相談ください 。
大腸がんの早期発見は、その後の治療方針を大きく左右する重要なポイントです。
当クリニックでは、日本消化器内視鏡学会の専門医・指導医が在籍しており、がん研有明病院など、高次医療機関との連携体制も整えているため、安心して質の高い検査を受けていただけます 。
大腸内視鏡検査は、決して「面倒なもの」ではありません。
それは、ご自身の健康と未来を守るための大切な一歩です。
当院では、多種多様な下剤の選択肢から、患者様の状態に合わせた鎮静剤の導入、最新のAI内視鏡の使用、そして日帰りでのポリープ切除まで、検査の流れ全体を通じて患者様の負担を軽減できるよう、万全の体制を整えています。
どうぞお気軽にお電話、または当クリニックのホームページからお問い合わせ・ご予約ください。
~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医~~
仁愛堂クリニックでは地元の江戸川区平井、江戸川区小松川、墨田区立花、墨田区文花、墨田区墨田、はもちろんですが、JR総武線の近隣駅である亀戸、錦糸町、両国、浅草橋、秋葉原、新小岩、小岩、千葉県の市川、本八幡、西船橋、船橋、津田沼、東武亀戸線の東あずま、亀戸水神、小村井、曳舟、東京メトロ半蔵門線押上、住吉、東武スカイツリーライン、東向島、鐘ヶ淵、からも診察や内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)受診目的でご来院していただいております。また、江東区大島、東大島、西大島、墨田区江東橋、墨田区業平、墨田区横川などからの患者様もいらっしゃいます。
遠方の方やご自宅での下剤服用に不安がある方でも安心して内視鏡検査を受けていただくために、院内にも下剤服用スペースを準備しております。また、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の開始時間のご相談にも可能な限り対応させていただいておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
当院は
・JR総武線平井駅北口徒歩4分です。改札を出て正面に看板があります。
北口ロータリーを超えて、3つの横断歩道を超えて、蔵前橋通りに出ます。
蔵前橋通り沿いにある小松川信用金庫本店とタイムズ駐車場の間にある細道を進み、区立平井保育園を超えたところです。
・東あずま駅より徒歩約10分。
東あずま駅を出て、丸八通りを越えて、しばらく直進し、平井橋を渡ります。さらに直進し左手側に自動車整備会社(はい屋モーター株式会社)のある交差点を左折。少し先の諏訪神社を超えてすぐ右折したところです。のぞみ薬局平井店の隣になります。