下痢緊急外来

〜緊急性の高い下痢を見逃さないために〜

急な下痢、それは体からのSOSかもしれません

「突然、お腹がゴロゴロと鳴り始め、トイレから離れられない…」。

 

多くの方が一度は経験する下痢。

 

つらい症状ですが、「いつものこと」と軽視して市販薬で済ませてしまう方も少なくありません。

しかし、急な下痢は、単なる食べ過ぎや冷えからくる軽い不調だけでなく、体内で起きている重要な病気のサインである可能性も秘めています。

特に夜間や休日など、緊急性の高い状況では、「救急外来に行くべきか、翌日で大丈夫か」の判断に迷ってしまうものです。

江戸川区平井の仁愛堂クリニックは、地域の「かかりつけ医」として、皆様の健康を守ることを使命としています。

このコラムでは、皆様に安心して適切な対処をとっていただけるよう、下痢の緊急性の判断基準と、当院が提供できる専門的なサポートについて、分かりやすく解説します。

迷わず受診を!「下痢緊急外来」を検討すべき危険なサイン

 

下痢が起こったとき、まずチェックしていただきたいのが「危険なサイン」です。

 

以下の症状が一つでも当てはまる場合は、重症化や重篤な病気が隠れている可能性があるため、迷わず医療機関にご相談ください。

いますぐチェック!緊急性の高い下痢の症状リスト

 

血便・下血がある場合便に血液が混ざっている、またはタール状の黒い便が出る場合。胃や大腸からの出血が考えられます。

 

●激しい腹痛や持続的な嘔吐を伴う場合下痢だけでなく、立っていられないほどの激しい腹痛や、水分も受け付けないほどの嘔吐がある場合。

 


●高熱(38℃以上)を伴う場合発熱と下痢が同時に起こり、全身の倦怠感が強い場合。

 


●脱水症状がひどい場合口の渇きがひどい、尿量が極端に少ない、皮膚の乾燥、意識が朦朧とするなどの症状が見られる場合。特に高齢者や小さなお子様は脱水が進みやすく危険です。

 


●下痢が1日に10回以上など、極端に回数が多い場合急速に体力を消耗し、脱水を引き起こす可能性があります。

 

●持病をお持ちの方糖尿病や心臓病などの持病をお持ちの方が下痢になった場合、体調の急変を招くことがあるため注意が必要です。

下痢が止まらない!原因と自己判断の注意点

 

下痢は、腸の働きが過剰になり、便の水分吸収が追いつかなくなることで起こります。

 

原因は多岐にわたりますが、大きく分けて「急性」と「慢性」があります。

急性下痢の主な原因

 

●感染性胃腸炎:ウイルス(ノロ、ロタなど)や細菌(サルモネラ、O-157など)が原因で、食中毒や人からの感染で発症します。

 

●薬剤性:抗生物質など、特定の薬の副作用として起こることがあります。

見逃してはいけない!慢性的な下痢の裏に隠された病気

 

数週間以上にわたって下痢が続く場合は、「慢性下痢」と呼ばれ、以下のような病気が隠れている可能性があります。

自己判断せず、専門医による精密検査が不可欠です。


●炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎やクローン病など。近年増加傾向にある難病です。

 

●大腸がん・胃がん:血便や便秘と下痢を繰り返すなどの症状として現れることがあります。

 


●過敏性腸症候群(IBS):ストレスなどが原因で起こり、検査で異常が見つからないケースです。

下痢止め薬の自己判断は危険なことも

 

「早く治したい」と自己判断で下痢止め薬を服用するのは要注意です。

特に感染性胃腸炎の場合、下痢は病原体を体外へ排出するための防御反応です。

下痢止め薬で無理に止めてしまうと、病原体が体内に留まり続け、かえって症状を長引かせたり、悪化させたりする可能性があります。

必ず医師の指示に従ってください。

仁愛堂クリニックが選ばれる理由!安心と専門性のサポート体制

 

江戸川区平井にある当院は、消化器内視鏡専門医として、急性の下痢から慢性下痢の精密検査まで、幅広い症状に対応できる体制を整えています。

苦痛を「最小限」に抑える、質の高い内視鏡検査

下痢の原因究明に最も重要となるのが、胃や大腸の状態を直接確認する内視鏡検査です。

 

●鎮静剤の使用でらくに検査:当院では、患者様が安心して検査を受けられるよう、ご希望に応じて鎮静剤を使用し、ウトウトと眠っている間に検査を終えることが可能です。「検査が怖い」「以前つらい思いをした」という方も、どうぞご安心ください。

 

●最新のAI内視鏡を導入最新のAI技術を搭載した内視鏡を使用し、微細な病変も見逃さない、高精度な診断を目指しています。炎症や潰瘍、さらには早期のがんやポリープの発見に役立ちます。

 

●胃・大腸同日検査が可能:時間の負担を減らすため、ご希望に応じて胃と大腸の内視鏡検査を同日に行うことが可能です。

忙しい方にも優しい診療・検査体制

 

●土日も検査可能:平日忙しい方のために、土曜日や日曜日も内視鏡検査を実施しています。急な体調不良や、平日の受診が難しい方もご利用いただけます。

 

豊富な下剤の種類:大腸内視鏡検査前の下剤は、患者様によって味や量が負担になることがあります。当院では、複数の種類の中から、患者様にとって最も負担の少ないものを選んでいただけます。

 

モーニング大腸内視鏡検査:午前の早い時間に検査を終えることで、午後からの時間を有効に使えるよう配慮しています。

専門医による診断と日帰り治療

 

●日本消化器内視鏡学会認定専門医:院長は、消化器内視鏡の高度な知識と技術を持つ専門医です。信頼性の高い診断と適切な治療方針をご提案します。

 

大腸ポリープの日帰り手術:検査時に発見された大腸ポリープは、その場で切除する日帰り手術に対応しています。早期発見・早期治療で、将来の大腸がんのリスクを低減させます。

 

女性医師在籍:デリケートな体調の悩みや、内視鏡検査への不安がある女性の患者様も、気兼ねなくご相談いただけるよう、女性医師が在籍しています。

 

下痢の際のホームケアと受診の目安

 

緊急性の低い下痢の場合でも、油断せず、自宅で適切なケアを行うことが重要です。

自宅でできる初期対処法

 

①水分補給の徹底:下痢で失われた水分と電解質を補給するため、水だけでなく、経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンクを少しずつ、こまめに飲みましょう。

 

②消化の良い食事を:お粥、うどん、煮込み野菜など、胃腸に負担をかけない食事を少量ずつ摂りましょう。刺激物や脂っこい食事、アルコール、冷たいものは避けてください。

 

③お腹を冷やさない:腹部を温め、安静に過ごすことが回復を早めます。

こんな場合は翌日受診を

 

●下痢が2〜3日以上続くが、腹痛や発熱は軽度である。

 

●市販薬を飲んでも改善しない。

 

●健康診断で便潜血陽性などの異常を指摘され、精密検査(二次検査)が必要な場合。

江戸川区平井で、あなたの健康な毎日を支えます

 

急な下痢は、生活の質を大きく低下させ、不安を募らせるものです。
江戸川区平井の仁愛堂クリニックは、消化器専門医として、皆様が「なるほど、そうだったのか!」と納得できる診療と、苦痛の少ない検査を提供することを大切にしています。

ご自身やご家族の「あれ?」と感じる体のサインを決して見逃さず、少しでも不安を感じたら、まずは当院にご相談ください。

「健康寿命を延ばそう!」という目標を掲げ、地域の皆様が体と心のセルフケアを実践できるよう、仁愛堂クリニックは温かくサポートいたします。

仁愛堂クリニックでは地元の江戸川区平井、江戸川区小松川、墨田区立花、墨田区文花、墨田区墨田、はもちろんですが、JR総武線の近隣駅である亀戸、錦糸町、両国、浅草橋、秋葉原、新小岩、小岩、千葉県の市川、本八幡、西船橋、船橋、津田沼、東武亀戸線の東あずま、亀戸水神、小村井、曳舟、東京メトロ半蔵門線押上、住吉、東武スカイツリーライン、東向島、鐘ヶ淵、からも診察や内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)受診目的でご来院していただいております。また、江東区大島、東大島、西大島、墨田区江東橋、墨田区業平、墨田区横川などからの患者様もいらっしゃいます。
遠方の方やご自宅での下剤服用に不安がある方でも安心して内視鏡検査を受けていただくために、院内にも下剤服用スペースを準備しております。また、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の開始時間のご相談にも可能な限り対応させていただいておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
当院は
・JR総武線平井駅北口徒歩4分です。改札を出て正面に看板があります。
北口ロータリーを超えて、3つの横断歩道を超えて、蔵前橋通りに出ます。
蔵前橋通り沿いにある小松川信用金庫本店とタイムズ駐車場の間にある細道を進み、区立平井保育園を超えたところです。
・東あずま駅より徒歩約10分。
東あずま駅を出て、丸八通りを越えて、しばらく直進し、平井橋を渡ります。さらに直進し左手側に自動車整備会社(はい屋モーター株式会社)のある交差点を左折。少し先の諏訪神社を超えてすぐ右折したところです。のぞみ薬局平井店の隣になります。

仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:0120-905-728 お電話でのお問い合わせはこちら 内視鏡検査専用TEL:0120-905-728
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