胃が弱っているとはどんな症状?

「最近、胃が重く感じる」「食欲がない日が続いている」「お腹の調子がどうもすっきりしない」
――こんな「なんとなくの不調」、経験はありませんか?

もしかしたら、それはあなたの胃腸が「少し疲れているよ」というサインかもしれません。

はっきりとした病名がつかなくても、胃腸の不調は私たちの毎日の気分や活動に大きく影響します。

特に梅雨から夏にかけては、冷たい飲み物やエアコンによる「内臓の冷え」が原因で、不調を訴える方が増える傾向にあります。

今回は、そんな胃腸の「弱り」を見逃さず、毎日を元気に過ごすためのヒントをお届けします。

◎見逃さないで!あなたの胃腸が発する「弱りサイン」チェックリスト

以下のような症状に心当たりはありませんか?

胃もたれ

胸やけ 

食後に胃が重く感じたり、すぐに満腹になってしまったりしませんか?

 お腹の痛み

張り

お腹が張って苦しい、ガスが溜まりやすい、ゴロゴロ音が気になる、といった方もいらっしゃいます。
 食欲不振 空腹感がない、以前より食べる量が減っている、という変化はありませんか?
便通の乱れ 便秘がちになったり、下痢が続いたり、便のリズムが崩れていませんか?

疲れやすさ

だるさ

胃腸は食べ物から栄養を吸収する大切な臓器です。

消化機能が落ちると、体全体が疲れやすくなることがあります。

口臭や舌の汚れ

(舌苔)

胃腸の調子が悪いと、口の中の環境にも影響が出やすく、口臭や舌の白い汚れ(舌苔)が気になることがあります。

◎どうして胃腸は弱るの?主な原因を知ろう

私たちの胃腸は、日々の生活習慣やストレスに非常に敏感です。こんな習慣、心当たりはありませんか?

ストレス: 心の健康状態は、胃腸に直接影響を与えます。ストレスが溜まると胃がキリキリしたり、お腹が痛くなったりすることがあります。

不規則な食事: 食べ過ぎや飲み過ぎ、あるいは食事の時間がバラバラだと、胃腸に大きな負担がかかります。

体の冷え・疲労の蓄積: 体が冷えると内臓の動きも鈍くなり、胃腸の働きが低下します。また、慢性的な疲労も胃腸に影響を与えます。

睡眠不足: 睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、消化器の働きにも悪影響を及ぼします。

加齢: 年齢を重ねるとともに、胃酸や消化酵素の分泌が自然と減少し、胃腸が「弱りやすく」なる傾向があります。

◎今日からできる!あなたの胃腸をいたわるセルフケアのヒント

毎日を健やかに過ごすために、ご自宅で簡単に試せる胃腸ケアをご紹介します。

①食事は「腹八分目」を意識して: 消化に負担をかけすぎないことが大切です。

②温かい飲み物で体を内側から温める: 冷たい飲み物は極力控え、温かいお茶などを意識して取り入れましょう。

③ゆっくり、よく噛んで食べる: 食べるスピードを落とすだけで、胃への負担がぐっと軽くなります。

④お腹まわりを温める入浴: 湯船にゆっくり浸かる習慣は、体全体を温め、胃腸の働きをサポートします。

⑤ストレス対策に軽い運動や深呼吸を: 自律神経のバランスを整えるために、ウォーキングやストレッチ、深呼吸などを生活に取り入れましょう。

⑥食後すぐに横にならない: 食後30分ほどは座って過ごすのが理想的です。

⑦ご家族との食事や規則正しい生活リズム: 心理的な安心感や生活リズムの安定は、胃腸にとって何よりの「心のサプリメント」になります。

◎こんな症状が出たら要注意!早めの受診をおすすめします

「いつものことだから」と我慢せず、以下のような症状が見られたら、早めに当院へご相談ください。

症状が2週間以上続いている

原因不明の体重減少がある

黒い便や血便が出た

激しい痛みや、発熱を伴う腹痛がある

これらの場合は、胃腸の「一時的な不調」ではなく、何らかの病気が隠れているサインかもしれません。

当院では、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)や血液検査、腹部超音波検査などを通じて、症状の原因を丁寧に調べ、適切な診断と治療をご提案いたします。

◎あなたの健康を守る、地域の「かかりつけ医」として

胃腸の不調は、体からの大切なメッセージです。 「いつものことだから」と自己判断せず、気になる症状があればどうぞお気軽に当院へご相談ください。

仁愛堂クリニックは、地域の皆様の“かかりつけ医”として、丁寧で温かい診療を大切にしています。

胃腸の健康を守ることは、毎日を元気に、そして笑顔で過ごすための第一歩です。ご自身の体を大切にする時間を、ぜひ持ってくださいね。

日々のちょっとした不調が、実は大きな病気の前兆であることも珍しくありません。「気づいたときが始めどき」――今回の内容が、皆様がご自身の体と向き合うきっかけとなれば幸いです。

 

~~監修 医療法人社団 俊爽会  理事長 小林俊一 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医~~

 

仁愛堂クリニックでは地元の江戸川区平井、江戸川区小松川、墨田区立花、墨田区文花、墨田区墨田、はもちろんですが、JR総武線の近隣駅である亀戸、錦糸町、両国、浅草橋、秋葉原、新小岩、小岩、千葉県の市川、本八幡、西船橋、船橋、津田沼、東武亀戸線の東あずま、亀戸水神、小村井、曳舟、東京メトロ半蔵門線押上、住吉、東武スカイツリーライン、東向島、鐘ヶ淵、からも診察や内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)受診目的でご来院していただいております。また、江東区大島、東大島、西大島、墨田区江東橋、墨田区業平、墨田区横川などからの患者様もいらっしゃいます。
遠方の方やご自宅での下剤服用に不安がある方でも安心して内視鏡検査を受けていただくために、院内にも下剤服用スペースを準備しております。また、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の開始時間のご相談にも可能な限り対応させていただいておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
当院は
・JR総武線平井駅北口徒歩4分です。改札を出て正面に看板があります。
北口ロータリーを超えて、3つの横断歩道を超えて、蔵前橋通りに出ます。
蔵前橋通り沿いにある小松川信用金庫本店とタイムズ駐車場の間にある細道を進み、区立平井保育園を超えたところです。
・東あずま駅より徒歩約10分。
東あずま駅を出て、丸八通りを越えて、しばらく直進し、平井橋を渡ります。さらに直進し左手側に自動車整備会社(はい屋モーター株式会社)のある交差点を左折。少し先の諏訪神社を超えてすぐ右折したところです。のぞみ薬局平井店の隣になります。

仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:0120-905-728 お電話でのお問い合わせはこちら 内視鏡検査専用TEL:0120-905-728
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