仁クリブログ

2025.11.04更新

こんにちは!江戸川区平井に根差した総合内科クリニックですglitter

季節の変わり目やイベントが多い時期になると、当院には

「急な吐き気や腹痛で困っています」という患者様が多くいらっしゃいます。その原因の多くは、「胃腸炎」です。

 

胃腸炎は多くの方が経験する身近な病気ですが、正しい知識と対処法を知っているかどうかで、回復の早さや、ご家族への感染リスクが大きく変わります。

 

今日は、患者様に「なるほど、そうだったのか!」と感じていただき、ご自身の健康を大切にしていただけるよう、胃腸炎の正しい知識から、それをきっかけに考えていただきたい胃腸の健康維持、そして当クリニックの最新の取り組みについて、分かりやすくお伝えします。

 

突然の胃腸炎!原因を知って安心しましょう

~胃腸炎ってどんな病気?~
胃腸炎」とは、文字通り胃や腸に炎症が起きる病気です。

主な症状は、吐き気嘔吐下痢腹痛、そして発熱を伴うこともあります。

 

多くの胃腸炎は、ノロウイルスやロタウイルスといったウイルスや、サルモネラ菌などの細菌が原因で起こります。特に冬場はウイルス性が、夏場は細菌性(食中毒)が多くなりますね。

ほとんどの場合、安静にして水分補給をしていれば数日で回復しますが、特に小さなお子様やお年寄りは脱水症状になりやすく注意が必要です。

 

【重要】~家庭でできる正しい対処法と受診の目安~
胃腸炎と診断されたら、ご自宅でのケアが非常に大切です。

 

1. とにかく「水分補給」が最優先!
嘔吐や下痢で体の水分と電解質が大量に失われます。吐き気が治まらなくても、一口ずつ、こまめに水分を補給してください

 

ポイント:水やお茶よりも、**経口補水液(OS-1など)**やスポーツドリンクがおすすめです。電解質(塩分やミネラル)も補給できます。

 

2. 消化の良いものを少量ずつ
嘔吐が治まり、食欲が出てきたら、胃腸に負担の少ないものから始めましょう。

 

初期重湯、リンゴジュース、具なしの味噌汁など

回復期おかゆ、やわらかく煮込んだうどん、すりおろしたリンゴ、鶏むね肉など

 

油っこいもの、香辛料の強いもの、牛乳・乳製品などは、胃腸の調子が戻るまで控えてくださいね。

 

脱水症状は特に危険です。

水分が摂れない意識が朦朧としている尿が半日以上出ていない激しい腹痛血便がある時は、迷わず当クリニックにご相談ください。

私たちは、いつでも皆様の不安に寄り添い、正確な情報と温かいケアでお迎えいたします。

 

~家族に広げない!胃腸炎の正しい予防と処理の秘訣~
胃腸炎、特にウイルス性のものは感染力が非常に強いのが特徴です。ご自身が回復に向かっても、ご家族に広げてしまわないよう、予防と正しい処理を徹底しましょう。

 

 今日からできる!感染予防の3つの鉄則

1.徹底した手洗い:食事の前、トイレの後、調理の前はもちろん、外出から帰宅した際は石鹸で30秒以上、丁寧に洗いましょう。

 

2.食べ物の加熱:食中毒を防ぐため、食材はしっかり加熱調理しましょう。特に牡蠣などの二枚貝は要注意です。

 

3.こまめな消毒と換気:感染者がいる場合は、トイレやドアノブ、水道の蛇口など、頻繁に手が触れる場所をこまめに消毒しましょう

 

~知っておきたい!おう吐物・汚物の正しい処理方法~
ご家族が嘔吐してしまった場合、処理を誤るとウイルスが空気中に拡散し、感染が広がる可能性があります。

 

1.装備を整える:使い捨ての手袋、マスク、エプロンなどを着用し、素手で触らないようにしてください

 

2.「乾燥させない」が鉄則:嘔吐物に直接触れないように、ペーパータオルなどで静かに覆い、水分を吸い取ります。

 

3.消毒する次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤を薄めたもの)で汚染場所を広めに拭き取ります

 

4.処理後の手洗い:処理後は、必ず石鹸で丁寧に手を洗い、うがいをしましょう使用した手袋やエプロンはビニール袋に入れて密閉して捨ててください

 

~健康は胃腸から!当クリニックが提供する「安心の予防医療」~
胃腸炎のつらさを乗り越えた今だからこそ、ご自身の**「胃腸の健康」**について考えてみませんか?

 

胃腸炎が治っても、**胃や大腸の定期的なチェックは、あなたの健康寿命を延ばす最も確かな方法です。**特に、自覚症状が少ないまま進行する胃がんや大腸がんは、早期発見が非常に重要です。

 

~胃がん・大腸がんの早期発見へ!苦痛の少ない内視鏡検査~
当クリニックでは、患者様に安心して検査を受けていただくために、以下のような取り組みを行っています。

 

1. 見逃しを減らす!最新のAI内視鏡システム
当院では、最新のAI内視鏡システムを導入した上部内視鏡(胃カメラ)、**下部内視鏡(大腸カメラ)を行っています。このAI技術は、病変のわずかな変化もサポートしてくれるため、より正確な診断に繋がり、「見逃しゼロ」**を目指しています。

 

2. 「らくらく」検査の秘密と専門医の安心


鎮静剤の使用:過去に検査で辛い思いをされた方もご安心ください。鎮静剤を使用することで、眠っているような感覚で、苦痛少なく検査を受けていただけます。

 

専門医による検査:日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医が検査を担当します。高い技術と豊富な経験に基づき、安心して検査を受けていただけます。

 

女性医師の在籍:女性の患者様でも相談しやすいよう、女性医師が在籍しており、細やかな配慮を心がけています。

 

3. 患者様の負担を軽減する工夫


胃・大腸同日検査可能:一度の鎮静剤使用とご来院で、胃と大腸の検査を同時に行えます

 

モーニング大腸内視鏡検査:朝早くから来院し、当院でゆっくりと豊富な種類の下剤から患者様に合ったものを選んで服用いただけます。ご自宅での下剤服用が不安な方でも安心です

 

土日も検査可能:平日お忙しい方でも検査を受けやすいよう、土日も対応しています。

 

大腸ポリープの日帰り手術:検査中に見つかった大腸ポリープは、その場で切除する日帰り手術が可能です。

 

健康診断の「二次検査」もご相談ください
健康診断で「要精密検査」という結果が出た時、「どうしたらいいの?」と不安になる方も多いでしょう。特に「便潜血陽性」などは、当院の専門分野です。 健康診断の二次検査についても、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 おわりに:あなたの「かかりつけ医」として
仁愛堂クリニックは、胃腸炎のような急な体調不良から、生活習慣病の管理、そして胃がん・大腸がんの早期発見まで、地域の皆様の健康をトータルでサポートする**「かかりつけ医」**でありたいと願っています。

 

このブログで得た知識を、ぜひご家族やご友人にもシェアしていただき、皆様の地域全体がより健康になるきっかけとなれば幸いです。

 

私たちは、いつでも皆様の不安に寄り添い、正確な情報と温かいケアでお迎えいたします。

 

ご予約・お問い合わせはこちら
体調が優れない時、内視鏡検査をご希望の際は、まずはお電話またはウェブサイトからご予約ください。

 

江戸川区平井 仁愛堂クリニック
~~監修 医療法人社団 俊爽会  理事長 小林俊一 ~~
日本内科学会 総合内科専門医

 

健康や病気について学べるクリニック

総武線平井駅北口から徒歩4分 仁愛堂クリニック

仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:0120-905-728 お電話でのお問い合わせはこちら 内視鏡検査専用TEL:0120-905-728
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