2017.12.02更新

クローン病の治療は、薬物療法、外科的治療、栄養療法があります。5-ASA製剤が良く使われますが炎症を取る為にステロイドも使用します。最近では抗TNF-α製剤が使用できるようになり、効果を発揮しています。炎症が落ち着いている場合は通常の食事も可能ですが、炎症がある場合は食事からの刺激を避けるために吸収されやすくした栄養剤を夜間に摂取したりする経腸栄養療法がおこなわれます。重症時には絶食や入院治療の上、中心静脈栄養なども使われます。穿孔があったり狭窄がひどい場合には手術適応になります。

 

flower2新小岩から総武線で1駅。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

2017.12.01更新

クローン病の主な症状は腹痛、下痢、血便、発熱、体重減少、腹部膨満感、肛門痛などがあります。

食後に下腹部やおへそ周りが痛くなり、下痢を起こします。いつも下痢を起こすため栄養状態が悪くなり体重は減少します。消化管に潰瘍ができると下血したり、深い潰瘍ができると消化管に穴が空き、激痛を起こします。潰瘍が治る過程で腸管が極端に狭くなると、腸閉塞の状態になり、腹部は膨満し、激しい腹痛や嘔気、嘔吐を起こします。また、深い潰瘍が肛門にできると痔ろうとなり、肛門の周囲から膿が出てくることもあります。

flower2秋葉原から総武線で1本。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

 

 

2017.11.30更新

クローン病は全消化管に潰瘍ができる病気で原因ははっきりしておらず、国の難病特定疾患になります。免疫機能の異常、生活習慣や食生活の欧米化などによるものが一因と考えられています。腸内細菌の善玉菌の減少、喫煙、ジャンクフードなどの摂取、精神的ストレスなどにより引き起こされると言われています。

 

flower2浅草、上野方面からもバスが出ています。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

 

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