胃癌<治療>
2018.03.15更新
胃がんの根本的な治療は切除です。ごくごく初期のものであれば胃内視鏡での治療が可能な場合もありますが、外科的手術で治癒が望めるものは切除することがもっとも効果的な治療法とされています。手術の方法と切除範囲は、がんのある部位、進行度やリンパ節転移の有無によって決定し、癌の進行具合によっては術前や術後に抗がん剤などを使用する事もあります。
ただし、胃を切除してしまうと消化吸収が上手くいかなかったり、鉄分やカルシウムが吸収されにくくなってしまうので、鉄剤やビタミンD等が処方されることもあります。内視鏡で切除できるうちに胃癌を発見・治療した方が体の負担は軽いですので、特にピロリ菌陽性や除菌後の方は定期的に胃内視鏡を受けることをお勧めします。
定期的に内視鏡検査を受けましょう。仁愛堂クリニックです。