2017.08.29更新

下痢は感染源を体外に排出しようとする体の反応なので、ぴったりと止めてしまうことは良くないですが、整腸剤のみでは改善しない頻回の下痢の場合は下痢止めを併用します。吐き気に対しては制吐剤を使用します。

細菌性腸炎の場合は抗生物質の内服も使用しますが、O-157の場合は抗生物質により毒素の排出を促すことがあるので注意が必要です。ウィルス性の場合は整腸剤、制吐剤、症状により下痢止めが処方されます。

腸炎の治療の際に重要なことは脱水にならない事です。少量ずつの水分を、吐き気がひどくならない程度にこまめに摂りましょう。ふつうの水よりも吸収効率を良くした経口補水液ならなお良いでしょう。食事は無理に摂らずにまずは水分補給を心がけて、症状が落ち着いてきたらスープ類、おかゆやうどん程度から食事を再開しましょう。消化の悪い食べ物、刺激の強いもの、脂っこい食べ物は症状が良くなるまで摂らない様にし、手洗いうがいをこまめにして他人への感染を予防しましょう。また普段から疲れなどためないようにして免疫力をあげておきましょう!

flower2市ヶ谷から総武線で1本 仁愛堂クリニック

2017.08.28更新

感染性腸炎の症状は腹痛、下痢(泥状~水様便)、嘔気、嘔吐、発熱があり、原因菌によっては血便も出ることがあります。ノロウイルスは頻回の下痢と嘔吐することが特徴です。主に乳幼児がかかるロタウイルスは酸っぱいニオイのする白い便をすることが特徴で、1度かかると免疫がつき大人は感染しても軽症で治まるようです。細菌性が原因で感染性胃腸炎になると血便や便に粘液が出ることもあります。風邪の症状のような発熱、頭痛や関節痛を伴うこともあり、熱は微熱から38度以上の熱が出ることもあります。

 

flower2墨田区、江東区からも来れます。仁愛堂クリニックです。

 

2017.08.27更新

感染性腸炎は細菌やウィルスが口から体内に入る事が原因になります。細菌性胃腸炎は、サルモネラ菌(卵、鶏肉)、黄色ブドウ球菌、カンピロバクター(豚肉、鶏肉)や腸炎ビブリオ(牡蠣等)などの細菌に汚染された食べ物を摂取することで感染し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こします。ウイルス性胃腸炎は、ロタウィルスやノロウイルスなどのウイルスが、咳の飛沫に乗って、汚染された手を介して、または嘔吐物から舞い上がったウイルスが口から体内に入り胃腸炎の症状が起こります。ウィルス性腸炎は冬に多い疾患になります。腸炎の予防には手洗い、マスク、食品のしっかりした加熱、保存のよくない食品は摂らない等が必要です。

flower2中野方面からも総武線で一本 仁愛堂クリニックです。flower2

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