2017.09.10更新

軽症の方は整腸剤と、抗炎症薬の1つである5-ASA製剤(ペンタサ、アサコール等)の内服、注腸、坐薬で治療を開始します。内服、注腸、坐薬は病変の部位により適切なものを選択します。

それが効かない例では白血球除去療法や副腎皮質ステロイド薬でおちつかせます。

重症の場合は入院で禁食、点滴を行い栄養の補給と腸管の安静を保つと同時に、上記薬剤に加えて免疫抑制薬、抗TNF-α抗体薬が用いられますが、万が一、中毒性巨大結腸症、穿孔、狭窄などが起きた場合には外科的手術が行われます。

基本的には内服、点滴、注射の治療により、大腸の炎症がおちついた状態(寛解)の維持を目指します。

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2017.09.09更新

潰瘍性大腸炎の主な症状は、下痢、血便、腹痛などです。

また、皮膚に紅斑や膿皮症ができたり、関節炎、強直性脊椎炎、膵炎、原発性硬化性胆管炎、虹彩炎などを合併することがあります。

重症になると、血便や腹痛も顕著となり、発熱や貧血もきたします。中毒性巨大結腸症、狭窄、穿孔などを伴うと手術が必要な場合もあります。

炎症が長期に及ぶと大腸癌の合併率も上昇します。

治療で症状の改善が期待できますが、再発を繰り返したり、慢性化する方もいます。

診断は大腸内視鏡で行い、大腸の粘膜の一部をつまんで、検査します。

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2017.09.08更新

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらん(表面のただれ)や潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。

近年、増加傾向にあり、原因はまだ不明ですが、自己免疫反応の異常、腸内細菌叢の変化や食生活の変化などが考えられています。

家族内の発症もみられることがあり、何らかの遺伝要因も疑われています。

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