マロリーワイス症候群<治療>
2017.11.27更新
まず内視鏡を用いて食道、胃、十二指腸を観察します。マロリーワイス症候群の傷口が小さく出血が少なければ禁食、胃酸を抑えるプロトンポンプインヒビターや粘膜保護剤で保存的に加療します。出血が止まらなかったり傷口が大きい場合は、内視鏡的にクリップで粘膜を寄せ合わせて出血を止めたり、電気焼灼術や止血剤を散布して止血します。裂傷が非常に大きく、内視鏡的に治療が出来ないものであれば外科的手術で裂傷部分を縫合します。アルコールの多飲を避け、便秘を予防しましょう。
錦糸町からも近いです。仁愛堂クリニックです。