腸管出血性大腸菌O-157<治療>
2017.12.25更新
O-157の治療は抗生物質の投与です。ただし、抗生剤をむやみに使用すると壊れたO-157からベロ毒素が放出されるとも言われており、抗生剤の量と種類には注意が必要です。下痢、嘔吐がひどい場合は脱水を予防するためにも点滴治療が行われます。血便をきたすなどの重症の方は入院治療になります。下痢も止めたいところですが下痢止めを使うと腸管の中の毒素が体外に排出されないため処方されないこともあります。食事も無理して食べず、まずは水分やゼリーなどにしておき、徐々に症状や食欲が戻ってきたら消化の良いおかゆ、うどんから食事を再開にしましょう。
小岩からも総武線で1本。仁愛堂クリニックです。