ごく早期の胃癌に自覚症状はほとんどありません。内視鏡で見ても胃炎と区別がつきにくい程度の小さなものもあります。進行するにしたがって胃のもたれや痛みなどが出る場合もありますが、かなり進行するまで症状に乏しいことも珍しくありません。局所の症状としては胃のもたれ、痛み、つまり感、食欲低下などが、癌から出血すると貧血や黒色便などが、かなり進行すると体重減少、倦怠感、腹水などがみられます。無症状や軽い症状である期間が長く放置しておくと手遅れになりがちですので、何らかの症状がある場合は、特にピロリ菌がいる人や過去に除菌歴のある人は胃の内視鏡検査を受ける事が重要です。
内視鏡検査実施しております。仁愛堂クリニックです。