超音波検査<頸動脈>
2017.05.31更新
頸部には左右一本づつ、脳や顔を栄養する頸動脈が走っています。
この頸動脈を超音波で観察すると、コレステロールなどにより血管壁が厚くなっていたり、コレステロールの塊(プラーク)が血管壁について血管を狭くしていたりすることがあります。
頸動脈と心臓の冠動脈は性質が似ていて、頸動脈に壁肥厚やプラークがあると冠動脈にも動脈硬化がある恐れが高いと推測され、狭心症や心筋梗塞を起こす危険も高いとも言われています。
また、プラークの一部に穴が開く「潰瘍」ができ、そこに形成された血栓(血の塊)が剥がれて脳に流れると脳梗塞を引き起こします。
LDLコレステロールが高い方、糖尿病・高血圧・高尿酸血症・喫煙歴のある方は定期的に頸動脈エコーを受けてみましょう。
日頃の生活習慣に気を付けることが大切だと言えるでしょう。
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