胆石症の治療には内服薬、内視鏡治療と手術があります。また、石の存在する部位によっても胆嚢結石と胆管結石に分けられ、治療法が異なります。
胆嚢結石の場合、症状が全くない場合は経過観察をすることもあります。内服薬ではコレステロール結石の場合はウルソなどの薬を使いますが、内服して速効性のある薬ではないので長期間の服用が必要になってきますし、大きく硬くなった石では効果がないこともあります。手術ではおなかに小さな傷をつけて腹腔鏡を挿入して胆嚢ごと結石をとってしまう腹腔鏡手術があります。胆嚢結石では口から内視鏡を挿入して結石をとることはできません。他には体外から衝撃波を当てて結石を砕いて細かくするという体外衝撃波結石破砕療法をする病院もあります。
胆管結石の場合には口から内視鏡を入れて胆管内の結石を取ります。内視鏡で取れない場合は腹腔鏡や回復での手術が必要になります。
胆石症の場合は食事も気をつけなければいけない疾患ですので脂肪の多い肉類、れんこん、ゴボウなど消化に時間のかかる食材は避けた方がいいでしょう。カフェイン、炭酸飲料、塩分、香辛料、アルコールなども避けた方が良いでしょう。
津田沼、幕張本郷からも総武線で一本でこれます。仁愛堂クリニックです。