2017.12.31更新

食道カンジダ症の原因はカンジダというカビ(真菌)の一種が食道で繁殖することです。カンジダは皮膚や口の中に常在しており、免疫が落ちたときに食道カンジダ症にかかりやすくなります。免疫低下をきたす原因としては、糖尿病、腎不全、免疫抑制剤、ステロイドやHIV感染などがありますが、食物繊維不足で糖分過多という食生活の問題でもおこると言われています。 また、軽度の食道カンジダ症は健常人でも風邪で体調不良のときなどにみられるとこがあります。

flower2中居堀からバスで1本 仁愛堂クリニックflower2

2017.12.30更新

ストレス、辛い食事、暴飲暴食、脂もの、肥満や猫背は胸焼けを悪化させます。コーヒーなどのカフェインは胃酸の分泌を促進するとともに胃と食道の境目の逆流防止機構の働きを弱め、胸焼けを悪化させるので避けた方が良いでしょう。食後すぐに横になる事も胃内容物の逆流をきたします。

軽度の食道裂孔ヘルニアなら、上記に注意することと胃酸を抑える内服で加療します。症状が非常に強い場合や臓器の突出がひどい場合は手術が必要となります。

flower2東中野から総武線で1本 仁愛堂クリニック

2017.12.29更新

 食道裂孔ヘルニアの症状は胃に入っている空気、胃酸や胃内容物が食道に戻ってしまうことによっておきます。主なものは胸焼け、げっぷ、灼熱感、胸のつっかえ感、嚥下障害などです。

flower2大久保から総武線で1本 仁愛堂クリニック

 

2017.12.28更新

胸腔と腹腔を仕切る膜(横隔膜)を食道が貫く穴を食道裂孔と呼び、胃と食道の境をきゅっと絞めて胃内容物の食道への逆流をふせいでいます。この食道裂孔から胃の一部が腹腔から胸腔にとびだしている状態を食道裂孔ヘルニアと言います。

原因は主に3つに分けられます。食道裂孔が生まれつき緩い、または広めな場合に食道裂孔ヘルニアを発症する可能性があります。また、加齢にともない横隔膜が緩むことで食道裂孔も緩み、それが食道裂孔ヘルニアの原因になる事があります。咳やくしゃみで腹圧が慢性的に上がり、胃が下から上に押し上げられることでもヘルニアを起こします。

flower2三鷹から電車で1本 仁愛堂クリニック

 

 

 

 

 

2017.12.27更新

胆石症の治療には内服薬、内視鏡治療と手術があります。また、石の存在する部位によっても胆嚢結石と胆管結石に分けられ、治療法が異なります。

胆嚢結石の場合、症状が全くない場合は経過観察をすることもあります。内服薬ではコレステロール結石の場合はウルソなどの薬を使いますが、内服して速効性のある薬ではないので長期間の服用が必要になってきますし、大きく硬くなった石では効果がないこともあります。手術ではおなかに小さな傷をつけて腹腔鏡を挿入して胆嚢ごと結石をとってしまう腹腔鏡手術があります。胆嚢結石では口から内視鏡を挿入して結石をとることはできません。他には体外から衝撃波を当てて結石を砕いて細かくするという体外衝撃波結石破砕療法をする病院もあります。

胆管結石の場合には口から内視鏡を入れて胆管内の結石を取ります。内視鏡で取れない場合は腹腔鏡や回復での手術が必要になります。

胆石症の場合は食事も気をつけなければいけない疾患ですので脂肪の多い肉類、れんこん、ゴボウなど消化に時間のかかる食材は避けた方がいいでしょう。カフェイン、炭酸飲料、塩分、香辛料、アルコールなども避けた方が良いでしょう。

 

flower2津田沼、幕張本郷からも総武線で一本でこれます。仁愛堂クリニックです。flower2

2017.12.26更新

胆石にはいくつかの種類がありますが、一番多いのがコレステロール結石です。

胆汁のコレステロールが増えて胆汁酸とのバランスが崩れると水に溶けないコレステロールは析出し、それが核となって胆石になります。

そのほか黒色石(溶血性貧血、肝硬変)、ビリルビンカルシウム石(細菌感染)などがあります。肥満、高脂血症、糖尿病のある方は胆石症になりやすいので注意が必要です。

 

flower2新宿方面からも総武線でこれます。仁愛堂クリニックです。flower2

2017.12.25更新

O-157の治療は抗生物質の投与です。ただし、抗生剤をむやみに使用すると壊れたO-157からベロ毒素が放出されるとも言われており、抗生剤の量と種類には注意が必要です。下痢、嘔吐がひどい場合は脱水を予防するためにも点滴治療が行われます。血便をきたすなどの重症の方は入院治療になります。下痢も止めたいところですが下痢止めを使うと腸管の中の毒素が体外に排出されないため処方されないこともあります。食事も無理して食べず、まずは水分やゼリーなどにしておき、徐々に症状や食欲が戻ってきたら消化の良いおかゆ、うどんから食事を再開にしましょう。

 

flower2小岩からも総武線で1本。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

2017.12.24更新

O-157による症状は菌が出すベロ毒素と言われるものが原因です。全く無症状の方もいますが多くは発熱、激しい腹痛、嘔吐、下痢、血便を引き起こします。免疫の弱い方や子供がかかると腎不全や貧血、溶血性尿毒症症候群(血が止まりにくくなる)、脳症などの合併症で重症化しやすく死に至ることもあるので早めに病院を受診しましょう。

 

flower2新小岩駅からも総武線で1本。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

 

2017.12.23更新

腸管出血性大腸菌(O-157)による食中毒は主に牛肉が原因と言われています。牛肉の生食、生煮えで死滅していないO-157の菌の食品を摂取することで食中毒が発生してしまいます。牛肉のほかにも野菜などでも食中毒を引き起こしますので注意が必要です。

O-157は75度1分の加熱で死滅させることができますので、しっかりと過熱を行う事が重要です。レアのハンバーグなどは表面の菌は死んでいても、内部で生き残っている事がありますので内部までしっかりと過熱しましょう。調理順番も、生食用の野菜などの食品は牛肉を切る前に切るなどの工夫が必要です。また、トイレのドアの取っ手などを介しても感染していきますのでトイレ後の手洗いもしっかりしましょう。

flower2平井駅から徒歩4分。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017.12.22更新

気胸の診断には胸部レントゲンとCTが有用です。

治療は軽度の場合は安静にして自然に肺の穴がふさがるのを待ちます。

重症の場合は、胸に管を刺して肺から胸腔に漏れ出た空気を吸出します。

それでも治らない場合や繰り返す場合は、手術で肺に出来た風船様の穴を切り取ってふさぎます。

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