2018.03.15更新

胃がんの根本的な治療は切除です。ごくごく初期のものであれば胃内視鏡での治療が可能な場合もありますが、外科的手術で治癒が望めるものは切除することがもっとも効果的な治療法とされています。手術の方法と切除範囲は、がんのある部位、進行度やリンパ節転移の有無によって決定し、癌の進行具合によっては術前や術後に抗がん剤などを使用する事もあります。

ただし、胃を切除してしまうと消化吸収が上手くいかなかったり、鉄分やカルシウムが吸収されにくくなってしまうので、鉄剤やビタミンD等が処方されることもあります。内視鏡で切除できるうちに胃癌を発見・治療した方が体の負担は軽いですので、特にピロリ菌陽性や除菌後の方は定期的に胃内視鏡を受けることをお勧めします。

flower2定期的に内視鏡検査を受けましょう。仁愛堂クリニックです。

2018.03.14更新

ごく早期の胃癌に自覚症状はほとんどありません。内視鏡で見ても胃炎と区別がつきにくい程度の小さなものもあります。進行するにしたがって胃のもたれや痛みなどが出る場合もありますが、かなり進行するまで症状に乏しいことも珍しくありません。局所の症状としては胃のもたれ、痛み、つまり感、食欲低下などが、癌から出血すると貧血や黒色便などが、かなり進行すると体重減少、倦怠感、腹水などがみられます。無症状や軽い症状である期間が長く放置しておくと手遅れになりがちですので、何らかの症状がある場合は、特にピロリ菌がいる人や過去に除菌歴のある人は胃の内視鏡検査を受ける事が重要です。

flower2内視鏡検査実施しております。仁愛堂クリニックです。

2018.03.13更新

胃癌の発生原因には様々なものが考えられています。例えば、喫煙や飲酒、塩分の濃い食事、野菜果物の摂取不足などが危険度を高めると指摘されています。しかし、近年最も注目されているのはピロリ菌の存在です。ピロリ菌は胃内に住み着く細菌で、これが存在すると胃粘膜に慢性炎症が引き起こされ、内視鏡的には萎縮性胃炎という状態になります。この状態が長く持続すると癌の発生率が上昇するとされています。

flower2経鼻からの内視鏡検査おこなっております。仁愛堂クリニックです。

2018.03.12更新

アレルギー性鼻炎の治療は、一般的に抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬やステロイドの内服、点鼻、点眼が使われます。これらでも症状がおさまらない重症の場合などは手術療法で鼻の粘膜をレーザー照射したり、鼻の粘膜を切除したりすることもあります。ここで一つ注意点があります。抗ヒスタミン薬は種類により眠気が出るものがあるため、車を運転する場合は眠気が起きにくい種類を内服する必要があります。車を運転する人は眠気が起きにくい種類を希望しますと申し出てください。

また最近では、舌下免疫療法と言ってアレルギーの原因となる物質を継続的に舌下から摂取することにより、体をだんだん原因物質に慣れさせて反応を抑える治療法があります。スギに対する舌下免疫療法(シダトレン)は、スギ花粉がない時期(6-7月)に開始する必要がありますが、当院でも可能ですので興味がある方がご相談下さい。

 

 

flower2市川方面からも総武線で1本 仁愛堂クリニックです。flower2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018.03.11更新

アレルギー性鼻炎の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが特徴的です。

その他には目の充血やかゆみ、喉や皮膚の違和感、咳などが出たり、頭がぼーっとしたりします。

アレルギーには通年性のもの(家のほこり、ダニやふんなど)と季節性のもの(春はスギ・ヒノキ、夏~秋はブタクサなど)があります。原因物質を調べて、通年性のものは継続した治療が必要ですが、季節性のものは症状が出る時期より少し早めに治療を開始するとらくに過ごせるでしょう。

flower2浅草雷門からバスで1本 仁愛堂クリニックflower2

 

2018.03.10更新

アレルギー性鼻炎の原因は、花粉などの物質に対して体が免疫反応を過敏に反応をおこしてしまうことによります。

アレルギー性鼻炎は大きく通年性アレルギーと季節性アレルギーの2つに分けられます。通年性はダニ、ハウスダスト、カビ(真菌)、ペットなどで、季節性アレルギーはいわゆる花粉症と言われるものでスギ、ヒノキ、植物などが原因で起こります。

簡単にできるアレルギーの検査として特異的IgEを調べる血液検査があり、陽性で症状があればアレルギー性鼻炎の原因と推測できます。ただし、陽性であっても症状がでない人もいますし、陰性でも症状が出る人はいるので検査の読み方には注意が必要です。

 

flower2本八幡からも総武線で1本 仁愛堂クリニックです。flower2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018.03.07更新

異所性胃粘膜は内視鏡で偶然発見されることがほとんどで、無症状です。

しかし、普段は存在していないところに胃粘膜が増殖しているので、ごく稀にですが、そこに悪性腫瘍が発生したり潰瘍をつくることがあります。

普段は無自覚なため、定期的に内視鏡検査を受けることをおすすめします。

flower2荻窪からも電車で1本 仁愛堂クリニック

 

2018.03.06更新

胃粘膜が胃以外の臓器、例えば食道や十二指腸に増殖したりするものです。先天的なものと後天的なものに分けられ、がん化する事は極めて稀です。

後天的なものでは、胃酸による慢性的な刺激などが誘因になる場合があります。

 

flower2土日診療しております。仁愛堂クリニックです。

2018.03.05更新

カルチノイド腫瘍の診断には内視鏡、CT、MRI、PET、血液尿検査、動脈造影などを行います。腫瘍が限局的で転移がなければ外科的手術で治療することも可能です。消化管のごく小さな腫瘍であれば内視鏡で切除する場合もあります。放射線療法や抗がん剤などの化学療法はあまり有効ではありません。予後は、腫瘍の増殖がゆっくりである場合が多く、転移がみられても10~15年生存する例もありますが、基本的には転移やホルモン産生の有無程度などによって異なり、ホルモンの症状が強い場合には予後は悪化しやすくなります。

 

flower2浅草方面からもバスが出ています。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

2018.03.04更新

腫瘍になる過程でホルモンを産生しなくなったものでは、腫瘍増大による圧迫などの症状しかありませんが、ホルモン産生能を保った腫瘍の場合、産生されたホルモンによる症状が出てきます。

プロスタグランジン、セロトニン、ヒスタミンなどのホルモンが過剰に分泌されると、内臓に影響を及ぼし様々な症状が出てきます。例えば締め付けられるような痛みや、排便に変化が生じてきます。また血管が拡張することによって顔、頸部に紅潮が出現したり、逆に青ざめるようなチアノーゼが起こることもあります。下痢、下肢浮腫、息切れ、喘鳴などの症状も現れる事があります。これらはホルモンにより腸や心臓、肺等に負担が生じるために起こりますが、すべての症状が必ず出るわけではありません。

 

flower2千葉方面からも総武線で来れます。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

 

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仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:0120-905-728 お電話でのお問い合わせはこちら 内視鏡検査専用TEL:0120-905-728
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