2018.03.04更新

腫瘍になる過程でホルモンを産生しなくなったものでは、腫瘍増大による圧迫などの症状しかありませんが、ホルモン産生能を保った腫瘍の場合、産生されたホルモンによる症状が出てきます。

プロスタグランジン、セロトニン、ヒスタミンなどのホルモンが過剰に分泌されると、内臓に影響を及ぼし様々な症状が出てきます。例えば締め付けられるような痛みや、排便に変化が生じてきます。また血管が拡張することによって顔、頸部に紅潮が出現したり、逆に青ざめるようなチアノーゼが起こることもあります。下痢、下肢浮腫、息切れ、喘鳴などの症状も現れる事があります。これらはホルモンにより腸や心臓、肺等に負担が生じるために起こりますが、すべての症状が必ず出るわけではありません。

 

flower2千葉方面からも総武線で来れます。仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

 

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