大腸憩室<治療>
2017.09.04更新
大腸憩室炎の診断には血液検査、CTやエコーが用いられます。
大腸憩室炎をおこしたら、まず絶食で腸管の安静を図り、点滴と抗生剤の投与で保存的加療ををこころみます。
膿瘍が広範囲に拡がり抗生剤では腹膜炎が改善しない場合や、大腸に穴があいたり、閉塞をおこした場合には外科的な手術が必要です。
憩室出血が多い場合は大腸内視鏡で止血の処置をします。
憩室は食生活の欧米化による便秘や、ガスがたまることによって、大腸の内圧が上がることによっておきやすくなります。
脂っこいものはひかえて、食物繊維摂取をこころがけましょう。
東墨田からバスで1本 仁愛堂クリニック