2017.08.31更新

大腸憩室は炎症や出血をきたさない限り、多くの場合は無症状です。

しかし、憩室が細菌感染を起こすと腹痛や発熱をきたします。その痛みが右下腹部におこると虫垂炎とまぎらわしいことがあります。

憩室出血の場合は血便が見られます。

炎症がすすむと、憩室周囲に炎症や膿が波及し、膿瘍を形成したり、腸に穴があいて(穿孔)腹膜炎をおこしたりします。

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2017.08.30更新

大腸憩室とは、加齢や腹部の圧力の上昇によって、大腸の壁の弱い部分がへこんで小さな袋ができたものです。便秘や食生活の欧米化も憩室の原因とされています。

多くは無症状ですが、脆弱な粘膜から出血をきたしたり、そこに便が詰まって細菌感染による炎症をおこします。

 

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