胃・十二指腸潰瘍<治療>
2017.12.05更新
胃・十二指腸潰瘍の診断は、胃カメラで胃、十二指腸を観察して行います。
治療はH2ブロッカーやプロトンポンプインヒビターといった胃酸を抑制する内服薬が有効で、それに粘膜保護剤などを併用します。現在ではほとんどの胃・十二指腸潰瘍がお薬で治せます。
ただし、出血している場合は内視鏡での止血処置、穿孔した場合は手術が必要となり、いずれも入院での治療となります。胃の調子が悪いなと感じたら、ここまで悪化する前に、内視鏡で潰瘍かどうか確認しておくことが良いでしょう。
潰瘍が治っても、ピロリ菌が陽性の場合は放置しておくと高確率で再発しますので、ピロリ菌の除菌と除菌成功の確認が重要です。またピロリ菌が原因ではない場合は、ストレスの解消も大切です。
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