2017.12.05更新

胃・十二指腸潰瘍の診断は、胃カメラで胃、十二指腸を観察して行います。

治療はH2ブロッカーやプロトンポンプインヒビターといった胃酸を抑制する内服薬が有効で、それに粘膜保護剤などを併用します。現在ではほとんどの胃・十二指腸潰瘍がお薬で治せます。

ただし、出血している場合は内視鏡での止血処置、穿孔した場合は手術が必要となり、いずれも入院での治療となります。胃の調子が悪いなと感じたら、ここまで悪化する前に、内視鏡で潰瘍かどうか確認しておくことが良いでしょう。

潰瘍が治っても、ピロリ菌が陽性の場合は放置しておくと高確率で再発しますので、ピロリ菌の除菌と除菌成功の確認が重要です。またピロリ菌が原因ではない場合は、ストレスの解消も大切です。

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2017.12.04更新

胃・十二指腸潰瘍の主な症状は腹痛です。胃潰瘍はみぞおち、十二指腸潰瘍は右上腹部や背中が痛みます。胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は空腹時に痛むことが多いとされますが、全員に当てはまるわけではなく、痛みが出ない方もいます。また胸焼け、嘔吐・悪心の症状をきたす人もいます。

潰瘍から出血すると、コーヒー色の吐物を嘔吐をしたり、タール状のまっ黒な便が出たりします。このような症状が出たら、緊急で内視鏡検査を行う必要があります。

万が一、潰瘍が穿孔(穴が空いた状態)すると腹痛は激痛へと変わり、おなかの力が抜けないほど痛くなります。

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2017.12.03更新

胃・十二指腸潰瘍の原因は、ピロリ菌によるものが殆どです。ピロリ菌以外の原因としては、ストレスや非ステロイド性消炎鎮痛剤(ロキソニン)などがありますが、心臓疾患や脳梗塞の方が内服するバイアスピリンなどの抗血小板薬も含まれます。これらの薬を大量に飲みすぎると、胃の防御機能が阻害されて潰瘍ができてしまうため、必要に応じて胃薬と共に内服することが重要です。潰瘍が出来ても無症状で経過することがあり、再発と自然治癒と繰り返しているうちに、出血を起こしたり治りにくい潰瘍になってしまうこともあります。

 

flower2墨田区からも通院しやすい、仁愛堂クリニックです。

 

 

 

 

 

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