こんにちは。仁愛堂の看護師スタッフです。
6月に入り、梅雨の時期が近づいてきましたね。梅雨の時期は気圧の変化によって頭痛がしやすいので憂鬱になります。
私のように、梅雨の時期や天気が崩れた際に頭痛がする方が多くいます。気象の変化によって体調が悪くなることを一般的に『気象病』と言います。この気象病が起きるのは自律神経の失調が関係しています。
自律神経は気温や気圧の影響を受けやすく、急激な気圧の変化に過剰に反応します。
また、男性より女性のほうが月経などでホルモンバランスの変化が多いので、その分自律神経がたくさん働きます。そこに急激な気圧の変化が重なり、必要以上に自律神経の動きが活発になった結果、女性のほうが低気圧で体調を崩しやすくなります。男性の約4倍も頭痛の症状に悩まされているようです。
低気圧時の頭痛を和らげる方法として以下の5つがあります。
① 十分な睡眠をとる
十分な睡眠は自律神経を整えるために欠かせません。梅雨の時期や夏場は気圧の変化や湿度で寝苦しく感じ、なかなか寝付けないこともあります。ぬるめのお湯に浸かり、体を温めるのもおすすめです。
② 体を温める、もしくは冷やす
『片頭痛』の場合は冷やし、『緊張性頭痛』の場合は温める
と良いそうです。
③ コーヒーやカフェインを摂取する
カフェインは血管を収縮させる作用があるので、頭痛に対して効果があります。コーヒーが苦手な方は緑茶や紅茶がおすすめです。ただし、過剰摂取は体調不良を引き起こすので気を付けましょう。
④ ストレッチする
頭部・肩・首の筋肉が凝り固まっていると、血流が悪くなります。耳周辺の血流が悪くなると内耳のリンパ液が滞ってめまいや頭痛を引き起こします。そのため日ごろからマッサージやストレッチをして凝りをほぐすことは大切です。
⑤ ストレスを解消する
ストレスは自律神経の働きに大きく関わるため、運動したり趣味の時間を設けたりしてストレスをため込まないように工夫しましょう。
頭痛は我慢せずに、持続する症状がある場合はぜひ当院にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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