仁クリブログ

2023.02.28更新

現在、発熱外来、風邪症状で受診希望の方は、予約制ではありませんので、直接、来院していただければ、順番に診療が受けられます。

(受付時間… 平日:午前 9時~12時10分 午後 15時~18時30分 土・日曜:午前 9時~12時10分)

症状によって診療内容や行う検査も違いますので、順番が前後する事もあり、1~2時間程度の待ち時間が発生することがあります。

尚、当院は基礎疾患を抱えた方の、来院も多いため、そのような患者様と同じ待合室では待機できないので、部屋を隔離しての対応となります。ただし、当院は狭い為、部屋に限りがございまして、場合によっては、外での待機となる可能性もございます。

(付き添いの方は、最初から外での待機となります。)

何卒、ご理解の程、宜しくお願い致します。

2023.02.27更新

担当医表

 

2023.02.27更新

現在、発熱外来、風邪症状で受診希望の方は、予約制ではありませんので、直接、来院していただければ、順番に診療が受けられます。

(受付時間… 平日:午前 12時10分 午後 18時30分 土・日曜:午前 12時10分)

症状によって診療内容や行う検査も違いますので、順番が前後する事もあり、1~2時間程度の待ち時間が発生することがあります。

尚、当院は基礎疾患を抱えた方の、来院も多いため、そのような患者様と同じ待合室では待機できないので、部屋を隔離しての対応となります。ただし、当院は狭い為、部屋に限りがございまして、場合によっては、外での待機となる可能性もございます。

(付き添いの方は、最初から外での待機となります。)

何卒、ご理解の程、宜しくお願い致します。

2023.02.26更新

3月21日(火)は祭日の為、休診とさせていただきます。

患者様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承下さいますようお願い致します。

2023.02.26更新

【大腸ポリープについて】

 

大腸ポリープとは…

大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできるイボ状のできものです。
ポリープは大腸の他にも、喉・胃・子宮など身体の様々な場所にできます。

大腸ポリープには様々な種類があり、中でも『腺腫性ポリープ』と呼ばれるものは、大きくなると癌に変化してしまう恐れがあります。


【大腸ポリープの種類】
大腸ポリープは大きく分けて、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープの2種類あります。

腫瘍性ポリープ
・悪性腫瘍(癌)
・良性腫瘍(癌化する可能性がある)

非腫瘍性ポリープ
・炎症性ポリープ
・過形成性ポリープ
・過誤腫性ポリープ
など
非腫瘍性ポリープは癌化する心配はないといわれています。


【症状】
大腸ポリープは、ほとんどの場合自覚症状はありません。
しかし、ポリープが大きいと、下血や出血、腸の流れを妨げて便秘などの症状が起こることもあります。
ポリープが大きくなり、便秘が更に酷くなると、便が流れなくなり腸閉塞の状態なることがあります。
腸閉塞になると強い腹痛、吐き気、お腹の張りなどが現れます。


【原因】
大腸ポリープの原因は、明確になっていない部分もありますが、主な原因として次のようなものがあります。

・加齢
・食生活
・喫煙
・肥満
・遺伝子的要因

特に、家族に大腸癌になった人がいると、そうでない人に比べて2~3倍大腸癌になりやすいといわれています。


【検査方法】
検査方法としてまずは、便に血が混じっているかどうかの便潜血検査を行います。
便潜血陽性であれば内視鏡を行います。
しかし、家族に大腸癌の人がいたり、何か症状がある場合は初めから内視鏡を行います。
内視鏡でポリープが発見され、治療が必要と判断された場合にはポリープを切除し、病理組織検査を行います。
病理組織検査によって、切除したポリープが癌を含む病変かどうかがわかります。


【予防】
大腸ポリープの予防には生活習慣を改めることが重要です。
・1日3食しっかりと食べる
・食物繊維を多く含んだ食品を積極的に摂取する
・アルコールの摂取や喫煙を控える
・適度な運動を心がける
・肥満の解消

日本人はBMIが25を超えると肥満と診断されます。
BMI=体重㎏÷(身長m×身長m)
肥満を示すBMIが25を超えると、大腸ポリープができる人の割合が増加するといわれています。
そのため、肥満の人は体重を減らすことで大腸ポリープの予防ができる可能性があります。

【最後に】
大腸癌へ変化する前に、定期的に検査を受け、大腸ポリープを早期発見することが大切です。

当院で、診察・内視鏡検査が可能です。
日帰りポリープ切除も行っておりますので、なにか気になることがございましたらご相談ください。
※ポリープの大きさ・形状によっては入院設備がある協力・提携医療機関をご紹介させていただく場合もございます。

 

★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。

 

2023.02.17更新

【腸管出血性大腸菌O157について】

 

 腸管出血性大腸菌O157とは…

 

 大腸菌は、人や動物の腸内に常在しており、ほとんどのものが無害です。腸管出血性大腸菌O157は、毒力の強いベロ毒素を産生する大腸菌の一種です。抵抗力の弱い乳幼児や子供、高齢者が感染すると、腎機能や神経障害などの後遺症を残す可能性がある溶血性尿毒素症症候群を併発するなど、重症となる場合もあります。

 

【 原因 】

① 加熱不足の肉や生野菜
→国内の感染事例の原因食品と言われているものは、牛レバー刺し、ハンバーグ、牛角切りステーキ、鹿肉、牛たたき、ローストビーフ、サラダ、カイワレ大根、キャベツ、メロン、白菜漬け、日本そば、シーフードソースなどです。他にも様々な食品や食材から見つかっています。

② 殺菌されていない井戸水や湧き水なども、菌を保持している動物のフンに汚染されている可能性があるため、感染の原因となります。

③ 生の肉に使った包丁で切った調理済みの食品

 

【 症状 】

 潜伏期間は食後3~8日。頻回の水様便から発病し、激しい腹痛や水溶性の下痢、血便が見られます。発熱はあっても、多くは一過性のものです。一方で、全く症状がないものから軽い腹痛や下痢だけで終わる場合もあります。
 子供や高齢者では、貧血や腎臓のはたらきが悪くなって尿量が減る、血小板が減少し血が止まりにくくなることにより皮膚にあざができる、けいれんを起こすなどの症状が出ることがあります。さらに重症になると死に至ることもあります。
 激しい腹痛と血便があった場合は、特に注意が必要です。

 

【 治療 】

 感染症が疑われるときは必ず医師の診察を受けましょう。下痢止めの薬や痛み止め薬の中には、毒素が体外に排出されにくくするものもあるため、自己判断で服用しないようにしましょう。
 一般的な下痢の治療は、水分補給、消化しやすい食事の摂取などです。抗菌剤を使って治療することも有効ですが、細菌自体ではなく毒素が問題となるため、医師とよく相談して対応を決めましょう。

 

【 予防策 】

① 食中毒の3原則を把握しよう。

⑴ つけない
手の洗浄、消毒の徹底
 手には様々な菌やウイルスが付着しているため、食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないようにするため、家庭では下記のようなときは必ず手を洗うよう注意しましょう。
・調理を始める前
・生肉や生魚、卵を取り扱う前後
・食卓につく前
・残った食品を扱う前

   食品の取り扱い
    ・生野菜はよく洗ってから食べましょう。
    ・肉や魚などはビニール袋や容器に入れて、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁等がかからないようにしましょう。
    ・包丁やまな板を使うときは、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生肉は後できりましょう。生肉に使った包丁やまな板と調理済みの食品が触れないようにしましょう。また、包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて使い分けるとさらに安全です。

⑵ 増やさない
迅速な調理・提供と低温保存
 細菌の多くは10℃で増殖がゆっくりとなり、-15℃では増殖が停止しています。食べ物についた菌を増やさないためには、低温で保存するのが重要です。肉や魚などの生鮮食品は、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。しかし、細菌が死ぬわけではないため、迅速な調理と提供を心がけましょう。

⑶ やっつける
加熱処理
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。肉や魚だけでなく、野菜なども加熱して食べると安心です。
・生肉など加熱が必要な食品は、中心部まで十分に加熱しましょう。
→中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。
・野菜の除菌には湯がき(100℃のお湯に5秒程度)が有効であるとされています。
・生肉や生魚に使った調理器具は、使い終わったらすぐに洗いましょう。洗った後に熱湯をかけると消毒効果があります。

② 家庭内に感染者がいる場合
腸管出血性大腸菌O157の感染は、食品からだけではありません。感染者の便に含まれる大腸菌が、直接または間接的に口に入ることで感染します。ヒトからヒトへの感染を予防するのは手洗いが基本になります。注意点は下記の通りです。
・水洗トイレの取手やドアノブなど、菌で汚染されやすい場所を消毒用アルコールで消毒しましょう。
・食事前などは十分に手を洗い、アルコール消毒を行いましょう。
・感染者の便を扱うときは使い捨ての手袋を用いて、おむつ交換は決められた場所で行いましょう。
・感染者の便で汚れた衣類は別で洗濯しましょう。
・乳幼児は感染者の後に入浴しないようにしましょう。
・バスタオル等はひとりで一枚を使用し、共用しないようにしましょう。

 

【 最後に 】

 食中毒が多発する初春から初夏にかけて特に注意が必要ですが、気温の低い時期でも発生が見られることから、夏以外でも注意が必要です。当院ではO157スクリーニング検査を行うことができます。感染が疑われる場合は早めに専門医を受診し、相談しましょう。

 

★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。

2023.02.13更新

本年度の当院でのインフルエンザワクチンの接種は終了となります。

ご理解の程、よろしくお願い致します。

2023.02.04更新

【胃腸炎について】

 

胃腸炎とは、なんらかの原因により、胃や腸に炎症が起こり下痢や腹痛を起こす疾患の総称です。

その原因には
・食べ過ぎ
・刺激物の摂りすぎ(脂肪分、アルコール、辛いものなど)
・感染(細菌やウイルスなど)
・ストレス
・自己免疫や炎症性腸疾患
など多くの原因があります。

多くの胃腸炎は胃腸を休めることで改善します。
十分な水分と消化に優しい食べ物を摂取してください。
しかし、特殊な感染性胃腸炎は治療が必要となります。

感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌などを原因とする胃腸炎を言います。
一般的には、夏季には細菌性腸炎、冬から春にかけてはウイルス性腸炎が多く発生します。


感染性胃腸炎の原因の多くは、経口摂取からの感染です。
(病原体が付着した状態で食品や水分を摂取することで感染することが多い)
加熱処理によって病原体は死滅することが多いため、加熱処理することで多くの感染性腸炎は予防することができます。

しかし、黄色ブドウ球菌においては、加熱処理をしても死滅しないので注意が必要です。
また、腐食した食品は、加熱処理しても食中毒の原因となるので注意してください。


感染性胃腸炎の原因となりやすい食事は、ウイルスや細菌の種類によって異なります。

例えば
ノロウイルス→カキを含む二枚貝・魚介類など
ロタウイルス→二枚貝・寿司など
カンピロバクター→鶏肉(鶏レバーやささみなど)・加熱が不十分な食肉・汚染された飲料水など
サルモネラ属→卵やその加工品・鶏肉・食肉・内臓肉・淡水養殖魚介など
黄色ブドウ球菌→古くなったおにぎりや弁当など
ウェルシュ菌→残っていたシチューやカレーなど


どこが痛くなる?
腹痛の多くは、みぞおちやへその周囲に現れます。
ただし、感染性急性胃腸炎の大半はウイルス性のものであり、ウイルス性胃腸炎に感染すると、小腸全体に炎症が広がったり、腸管がむくむことがあります。
この場合は腹部全体が痛みます。
また、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動が起こると痛む場所も変わります。


前兆は?
ウイルス性胃腸炎は突然の嘔吐で始まることが多いです。
24~48時間くらいで
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・発熱
・腹痛
などの症状が現れます。
1日に何度も嘔吐を繰り返すケースが多いです。
嘔吐に続いて、下痢の症状が見られることもあります。


人にうつる?
ウィルス性胃腸炎も細菌性胃腸炎も、人から人にうつります。
また、胃腸炎の感染経路として多いのは、

汚染された水→十分消毒されていない水を飲むことで発症します。
食品からの感染→十分加熱されていない食品をたべることで発症します。
感染患者からの糞口感染→感染している方の吐物を素手でさわった。
トイレのあと手を洗わず、ドアノブから感染したなど。
保育士や子育てしている方などに多い。
汚染された食器を介した感染→感染している方と食器器具を共有すると発症。

などです。


治るまで避けた方がよい食べ物や飲み物
・食物繊維の多いもの
・繊維の多い野菜、果物
・海藻
・きのこ
・こんにゃく
・辛い食べ物
・コーヒー、アルコール飲料、炭酸飲料
・冷たい食べ物、飲み物

などです。


気になる症状があれば、まずは医療機関を受診しましょう。

 

★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。

 

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