仁クリブログ

2022.06.21更新

【熱中症について】


熱中症とは
体温の上昇で身体にさまざまな症状が現れる状態です。熱中症は熱失神や熱けいれん、熱疲労などさまざまなパターンがあります。軽症の場合はめまいや筋肉痛などが現れ、重症の場合は呼びかけに応じなくなったり、けいれんを起こすこともあります。

気温や湿度が高い日は熱中症の発症数が急増
熱中症は、毎年7月から8月に多く発生しています。特に梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる7月には、体が暑さに慣れていないため、例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。
私たちの体は、血管を広げて外気に体内の熱を放射したり、汗をかいて蒸発させたりして体温の急激な上昇を防いでいます。しかし、気温が高いと体内の熱は放散されず、湿度が高いと汗は蒸発しません。
熱中症は、周りの温度に体が対応することができず、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能がうまく働かないなどが原因で起こります。
日最高気温が30度を超えるあたりから熱中症による死亡者数が増え始め、その後気温が高くなるにしたがって死亡率が急激に上昇します。また、熱中症は、気温が高い場合だけでなく、湿度が高い場合や、風が弱い、日差しが強いなどの環境でも起こりやすくなります。近年、地球温暖化や大都市のヒートアイランド現象により、熱中症の危険性は高まってきています。特に、小さい子ども、高齢者、体調不良の人、肥満の人、ふだんから運動をしていない人などは熱中症になりやすいので注意が必要です。

熱中症は予防が大切
熱中症は命にかかわる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。熱中症を防ぐためには、「暑さを避ける」「こまめな水分補給」「暑さに備えた体作り」が大切です。一方で、新型コロナウイルスの感染を防ぐために、「身体的距離の確保」、「マスクの着用」、「3密(密集、密接、密閉)を避ける」といった「新たな生活様式」を実践することも求められています。新たな生活様式の中で、熱中症を予防するために、次のようなことに気をつけましょう。
(1)暑さを避けましょう
・感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
・外出時は暑い日や暑い時間帯を避け、無理のない範囲で活動を。
・涼しい服装を心がけ、外に出る際は日傘や帽子を活用しましょう。
・少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動し、水分を補給する。
(2)適宜マスクをはずしましょう
・気温・湿度の高い中でマスクをすると熱中症のリスクが高くなるため注意が必要です。
・屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合は、マスクをはずしましょう。
・マスクを着用しているときは、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとったうえで、適宜マスクをはずして休憩を。
(3)こまめに水分を補給しましょう
・のどが渇く前に、こまめに水分を補給する(目安は1日あたり食事以外の飲水で
1.2リットル)。
・たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめなどで水分とともに塩分も補給。
(4)日ごろから健康管理をしましょう
・日ごろから体温測定や健康チェックをしましょう。
・体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養を。
(5)暑さに備えた体づくりをする
・暑くなり始めの時期から、適度に運動を。
・水分補給は忘れずに、無理のない範囲で行いましょう。
・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度行い、身体が暑さに慣れるようにしましょう。
熱中症の発生には、その日の体調が影響します。前の晩に深酒をしたり、朝食を抜いたりした状態で暑い環境に行くのは避けましょう。
風邪などで発熱している人や下痢などで脱水症状(※)の人、小さい子どもや高齢者、肥満の人、心肺機能や腎機能が低下している人などは熱中症を起こしやすいので、暑い場所での運動や作業を考慮する必要があります。
※脱水症状とは、発熱や下痢・おう吐、運動などによる激しい発汗などにより、体内の水分や塩分が大量に失われた状態のことです。脱水症状になると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識を失うこともあります。

小さい子どもや高齢者は屋内での熱中症にも注意
熱中症は屋内でも起こります。小さい子どもや高齢者、病人がいる家庭では、冷房の使用を我慢しすぎないで、適切にエアコンを利用しましょう。
小さい子どもは、汗腺をはじめとした体温調節機能が十分に発達していないため、気温が皮膚温よりも高くなったときに、深部体温が上昇し、熱中症を起こしやすくなります。
また、気温が高い日などに散歩をする場合、身長が低い子どもは、地表面からの熱の影響を受けやすく、大人よりも熱中症になりやすいので、特別な注意が必要です。子どもの顔が赤かったり、ひどく汗をかいたりしているときには、深部体温がかなり上昇していると推察されますので、涼しい場所で十分に休ませましょう。子どもが熱中症にならないように、ふだんから、風通しのよい涼しい衣服を着せ、水をこまめに飲ませるようにしましょう。
高齢者は、暑さを感じにくい上に体温調節機能の大切な役割を果たしている発汗と血液循環が低下し、暑さに対する抵抗力も少なくなっています。また、のどの渇きを強く感じないため、水分不足になりがちで、気づかないうちに熱中症を起こしてしまう場合もあります。熱中症にならないために、のどが渇いていなくても、早め早めに水分補給をしましょう。


熱中症の症状が現われたら、まずは涼しい場所へ移動
では、具体的に、熱中症になるとどのような症状が現れるのでしょうか。日本救急医学会(熱中症に関する委員会)では、熱中症の症状を、重症度によってI度からIII度までの三つに区分することを推奨しています。熱中症は急速に症状が進行し、重症化しますので、軽症の段階で早めに異常に気づき、応急処置をすることが重要です。
熱中症が疑われる人を見かけたときは
すぐに風通しのいい日陰やクーラーなどが効いている室内など涼しい場所へ移す
衣服をゆるめたり、体に水をかけたり、またぬれタオルをあてて扇いだりするなどして、体から熱を放散させ冷やす。
冷たい水を与え、たくさん汗をかいた場合は、スポーツドリンクや塩あめなどにより、塩分も補給する。
自分の力で水分の摂取ができない場合や、意識障害が見られる場合は、症状が重くなっているため、すぐに病院に搬送する。
上記対応が基本となるので覚えておきましょう。

2022.06.21更新

来院前に必ずお電話にて問い合わせをお願い致します。

発熱・風邪症状(*)のある患者様は隔離する場所をご用意して対応する為、ご予約制とさせていただきます。

※検査や診察の進捗状況によりご予約のお時間通りご案内できない場合がございます、予めご了承ください。

*)風邪症状(熱・咳・喉の痛み・頭痛など)

 

2022.06.21更新

7月18日(月)は祭日の為、休診とさせていただきます。

患者様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承下さいますようお願い致します。

2022.06.16更新

【内視鏡検査のおはなし】

内視鏡の検査について、よくある質問や疑問点などをまとめてみました。

Q1.内視鏡って何がわかるの?


A.内視鏡検査では以下の疾患が発見できます。
・食道→逆流性食道炎 / パレット食道 / 食道がん
・胃→胃炎 / 胃潰瘍 / 胃ポリープ / 早期胃がん / ピロリ菌の存在
・十二指腸→十二指腸潰瘍
・大腸→大腸ポリープ / 大腸がん / 大腸憩室 / 潰瘍性大腸炎 / 虚血性腸炎
 
また以下の治療が行えます。
内視鏡検査で治療、検査できる病気・症状
早期胃がん、早期食道がん、早期大腸がん、止血(内視鏡的止血術)、異物除去

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Q2.内視鏡のクリップってどうなるの?


A.出血を止めることを止血術といいます。当院ではクリップによる方法、薬剤で止血を行っています。止血に使用したクリップはその後どうなるのかと聞かれることも多いですが、クリップは2週間程度で排便ともに体内から自然排出されます。

内視鏡のクリップ

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Q3.胃カメラの前のタバコはどうしていけないの?


A.喫煙により胃酸分泌が促進されて胃カメラの検査に影響がでます。そのため胃カメラ検査当日はタバコはお控えください。

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Q4.内視鏡中の呼吸ってどうしたらいいの?


A.・経鼻内視鏡
検査中、胃の内部を膨らませるために空気で胃を膨らませます。この時、お腹が張ってきて苦しくなることがありますが、できるだけ肩の力を抜いて、ゆっくり口で息を吸い口から吐く呼吸を繰り返すと楽になります。
・経口内視鏡
ゆっくり静かに腹式呼吸(鼻から息を吸って、お腹から「はぁーっ」と大きなため息をつくような呼吸)をすると検査が楽になります。全身の力を抜いてなるべくゆったりとした気持ちで受けましょう。
・大腸内視鏡
緊張なされると思いますが、できるだけリラックスをしてお腹の力を抜き、ゆっくり静かに腹式呼吸を心がけましょう。力が入るとカメラが進めにくいことがあるので呼吸を整え、力を抜くようにお願いします。痛みや苦痛を緩和させるために当院では鎮静剤の使用も可能なため検査時にはご希望をお聞かせください。

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Q5.どうしてポリープをとったらお酒やコーヒー、紅茶、香辛料はいけないの?旅行もだめなの?


A、お酒、コーヒーや紅茶などのカフェイン含有のもの、辛いものなどの香辛料の入ったもの、油っこいもの、食物繊維の多い物は出血につながる可能性があります。そのためポリープ切除後は、これらのものは控える様にお伝えしています。また、生検後やポリープ切除後は出血や穿孔の可能性があるため、緊急の場合に備えて遠出や旅行は控えてもらうようにお願いしています。また飛行機での移動も、気圧の変化で出血や穿孔につながるため控えてもらうようにお伝えしています。

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Q6.大腸内視鏡検査前って何を食べたらいいの?


A.大腸がきれいになっていないと検査に時間が掛かり、正確な診断ができないだけでなく、検査が受けられない場合もあります。食物繊維の多いものや脂肪分の多いものは消化されにくいため、控えてもらい、消化に良い食事を心がけてください。
当院では、術前食をお渡しできます。また、自宅で消化の良いものを食べてきてもらうことも可能です。消化のよいものとして以下のものを摂取してもらうようにお願いしています。
・素うどん ・おかゆ/重湯 ・食パン(バターなし) ・豆腐 ・やまいも 
・じゃがいも(皮はむく) ・具のない味噌汁やスープ ・バナナ/皮をむいたリンゴ

検査前に食べない方が良い物として以下のものがあります。
・ご飯類→胚芽米、発芽玄米、雑穀米(黒米、赤米、キビ、ヒエ、ハト麦、大麦など)
・パン類→全粒粉、胚芽、ブラン、ライ麦のパン、野菜サンドイッチなど食物繊維の多いパン、あんパン、ジャムパン、揚げパン、ピザ、クロワッサン、デニッシュパン、バーガーなど脂質の多いパン
・魚介類→脂肪の多い青魚(サバ、アジ、サンマ、イワシ、ブリ、ウナギなど)、マグロのトロ、干物、貝類、タコ、イカ、エビ、カニなど、魚卵
・肉類→脂の多い部位(鶏手羽肉、鶏皮、豚・牛バラ、ロース、サーロイン肉、ベーコン、ハム、ソーセージ)、消化しにくい部位(ホルモン)
・野菜、果物、イモ類→野菜全般(特にレタスなどの葉物野菜、にんじんやごぼうなどの根菜類、トマトなど種のある野菜)、種のある果物類(スイカ、メロン、いちご、キウイ)、じゃがいもと長芋以外のイモ
その他→キノコ類全般、わかめやめかぶ、海苔、昆布などの海藻、薬味類(ねぎ、しょうが、ごま)、豆類(枝豆、納豆、大豆、小豆など)、コンニャク、ふりかけ、胡麻、ナッツ類、揚げ物、コーンフレーク、スナック菓子、ケーキ、こんにゃくゼリー、バター、チーズなどの乳製品

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今回は、内視鏡に関して質問形式で記載してみました。内視鏡についてわからないことがあればスタッフへお尋ねください。皆様が苦痛を最小限に内視鏡検査や治療が行えるように支援できるよう心がけていきます。

 

 

 

 

2022.06.13更新

新型コロナウイルスワクチン4回目接種の予約を開始しております。(7月中旬頃まで)

接種については、3回目接種の完了から5か月以上経過し、且つお手元に4回目の接種券・予診票が届いている以下の方が対象となります。

60歳以上の方

18歳以上60歳未満の方で基礎疾患を有する方(*注意事項あり)

※予約の際に接種可能日の確認が必要となります。

お手元に接種券をご用意の上、ご連絡くださいますようご協力お願いいたします。

 

*18歳以上60歳未満の方で基礎疾患を有する方で、当院かかりつけ(定期的に通院)でない方は、基礎疾患を証明するもの(お薬手帳か他院の検査結果(時系列)など)がないと、接種できないので、お電話での予約はできず、来院での予約になります。

忘れずに

①接種券

②基礎疾患を証明するもの(お薬手帳や他院の検査結果(時系列))

③身分証

をお持ち下さい。基礎疾患にあてはまらない方は、予約が出来ずお断りする場合もございますので、ご了承下さい。

 

2022.06.09更新

【ピロリ菌について】

 ピロリ菌とは 
ピロリ菌は、胃の粘膜にいる細菌で、放置していると胃や十二指腸の病気を引き起こすことがあります。
胃の中には食べ物の消化を助けるための胃液があります。胃液には非常に強い酸性である塩酸が含まれており、ほとんどに菌は生息できません。
しかし、ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素を出すことによって胃の中でも生き続けます。
ウレアーゼは、胃の中にある尿素を分解してアンモニアというアルカリ性の物質を作り出します。このアンモニアにより塩酸が中和され、環境が酸性ではなくなり、ピロリ菌は胃の中で生き続けることができるのです。


 感染経路 
ピロリ菌の感染経路はまだはっきりとわかっていませんが、食べ物や飲み水から感染する経口感染がほとんどで、多くが幼少期に感染すると考えられています。
・小さい頃に井戸水を飲んだ
・小さい頃口移しで食事をしていた
幼児の場合、胃酸酸度や分泌量が低く、ピロリ菌が胃内で生き続けやすい環境であることも感染要因の一つです。
また、遺伝で感染するケースも少なからず報告されています。


 症状 
ピロリ菌に感染してしばらくの間は、特に自覚症状を感じることはないといわれています。
ただし、ピロリ菌感染から一定時間が経って体内で菌が増殖してくると、胃部を中心に
・胃炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・胃がん
・MALTリンパ腫
などの病気を引き起こします。
すると自覚症状として、胃部の不快感やむかつき、強い胃痛、吐き気などを感じるようになります。


 検査方法 
ピロリ菌の検査方法として最も一般的であるといわれているのが、「迅速ウレアーゼ試験」で、ピロリ菌が持っているウレアーゼという、尿素を分解する酵素の活性を利用して調べる検査です。
胃内視鏡検査を行い、採取した粘膜を特殊な反応液に添加し、反応液の色の変化でピロリ菌の有無を判定します。
「迅速ウレアーゼ試験」が一般的といわれている理由として、内視鏡を使用した検査方法の中でより早く検査結果が判明し、使用される検査試液はピロリ菌にのみ反応するため正確性に優れているというのが上げられます。
また、内視鏡を使用するためその他の胃疾患の診断が同時にできるという効率性もあわせ持ち、比較的に安価で行えます。


 治療方法 
ピロリ菌の除菌治療には、胃酸の分泌を抑制するお薬と2種類の抗生物質の3つのお薬が用いられます。
このお薬を1週間服用
  ↓
4週間以上あける
  ↓
呼気検査*
  ↓
呼気検査陰性で除菌成功

*呼気検査とは、吐いた息を利用した検査です。
 普通に吐いた呼気と検査薬を飲んで20分横になってからの呼気に含まれる二酸化炭素の濃度を調べます。
 検査薬服用後の呼気で、普通の呼気と比べて二酸化炭素の上昇が基準値(2.4pc)以下の数値でピロリ菌陰性。
 ※除菌薬服用中の注意事項※
除菌薬を服用中は飲酒、コーヒー、喫煙はお控えください。うまく除菌ができない可能性があります。
また、呼気検査当日は検査の4時間以上前から飲食ができません。少しでも飲食してしまうと正確な検査ができない為です。


 除菌成功後 
除菌薬服用後、4週間あけて呼気検査をし、除菌が確認できた場合、再発の可能性は極めて低いです。
しかし、全くないとは言い切れず、1%とごく稀ですが再発することもあります。
また、除菌後にもピロリ菌が原因の萎縮性胃炎は続くため、胃炎が高じて胃癌に進行することもあります。
いずれにしても、定期的に胃内視鏡による経過観察が必要です。


 最後に 
当院で内視鏡検査、治療が可能です。
内視鏡の予約は直接の来院以外に、ネット、お電話でも受け付けております。
胃の不調、違和感などございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

仁愛堂クリニック 診療時間 TEL:0120-905-728 お電話でのお問い合わせはこちら 内視鏡検査専用TEL:0120-905-728
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