8月担当医表
2025.07.31更新
★急遽、医師が変更になる場合もありますが、ご了承下さい。
2025.07.19更新
仁愛堂クリニックが教える!正しく知って安心!あなたの薬のギモンを解決
◆「この薬、どう使うの?」あなたの薬の疑問に答えます!
こんにちは!仁愛堂クリニックです。
私たちは、皆さまが安心して健康的な毎日を送れるよう、日々の診療に取り組んでいます。皆さまの中には、「この薬、どういう時に飲むのだろう?」「副作用ってどんなものがあるの?」といった、お薬に関する疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お薬は、私たちの健康を守る大切なパートナーです。しかし、正しく理解していないと、その効果を十分に発揮できなかったり、思わぬ副作用が出てしまったりすることもあります。そこで今回は、皆さまが日頃感じているお薬の疑問を解消し、より安心して治療を受けていただくための情報をお届けしたいと思います。
特に最近、肥満症の新しい治療薬として注目されている「ウゴービ皮下注」について、詳しくご紹介します!ご自身の健康のためだけでなく、ご家族やご友人にもシェアしたくなるような、役立つ情報が満載です。
※当院でも自由診療になりますが処方が可能になります!
◆ウゴービ皮下注はどのような病気に効くの?
「ウゴービ皮下注」というお薬の名前、耳にしたことはありますか?これは、肥満症の治療に使われる新しいタイプのお薬です。
肥満症は、見た目の問題だけでなく、糖尿病や高血圧、脂質異常症など、さまざまな病気のリスクを高めてしまうことが知られています。「少し体重が増えただけだから大丈夫」と軽視されがちですが、放置すると心臓や血管にも負担をかけ、将来的に重篤な病気につながる可能性もあります。
効能・効果
肥満症
ただし、保険適用には厳しい条件があります。以下のいずれかの条件を満たす場合に限られます。
高血圧、脂質異常症または2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合
BMIが 27kg/m
2
以上であり、かつ2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
BMIが 35kg/m
2
以上
ウゴービ皮下注は、食欲をコントロールするホルモンに働きかけることで、自然と食事量が減り、満腹感が持続するのを助けます。その結果、体重の減少をサポートし、肥満症によって引き起こされる生活習慣病の改善にも貢献することが期待されます。
このお薬が新たな選択肢となるかもしれません。当院では、患者様一人ひとりに合わせた治療法をご提案していますので、ご安心ください。
◆ウゴービ皮下注はどのような種類があるの?
ウゴービ皮下注は、ご自身で注射するタイプの薬ですが、週に1回の投与で効果が持続するという特徴があります。毎日飲むお薬とは違い、週に一度だけなので、忙しい方でも続けやすいのが魅力です。
このお薬は、ペン型の製剤になっていて、ご自宅で簡単に自己注射ができます。
現在、ウゴービ皮下注には、投与量によっていくつかの種類があります。患者様一人ひとりの状態や目標体重に合わせて、最適な投与量を医師が判断し、処方します!
◆ウゴービ皮下注の正しい使い方
ウゴービ皮下注は、週に1回、ご自身で皮下注射を行います。
・投与する時間: 週に1回、ご自身で決めた曜日の同じ時間帯に注射してください。食事の時間は問いません。
・投与する場所: お腹、太もも、上腕のいずれかに注射します。毎回同じ場所ではなく、少しずつずらして注射するようにしましょう。
・保管方法: 冷蔵庫で保管してください。凍らせないように注意が必要です。使用期限にも注意し、期限切れのものは使用しないでください。
正しい方法で使用することで、お薬の効果を最大限に引き出し、安全に治療を進めることができます。
◆ウゴービ皮下注の副作用
どんなお薬にも、残念ながら副作用はつきものです。ウゴービ皮下注も例外ではありませんが、事前に知っておくことで、もし症状が出た時でも慌てずに対処できます。
よく見られる副作用としては、以下のようなものがあります。
・吐き気、嘔吐、下痢、便秘: 消化器系の症状は比較的よく見られますが、ほとんどの場合、軽度で一時的なものです。
・注射部位の反応: 注射した場所が赤くなったり、腫れたり、かゆみが出たりすることがあります。
・頭痛、疲労感: これらの症状を感じる方もいらっしゃいます。
これらの症状の多くは、体が薬に慣れるにしたがって徐々に治まっていくことが多いです。しかし、症状が重い場合や、長く続く場合は、すぐに当院にご連絡ください。
また、まれに重篤な副作用が起こる可能性もゼロではありません。もし何か異変を感じたら、決して自己判断せずに、すぐに当院を受診してください。
◆ウゴービ皮下注に関するよくある質問
Q1:ウゴービ皮下注は、誰でも使える薬ですか?
A:いいえ、ウゴービ皮下注は、特定の条件を満たす肥満症の方にのみ処方が可能です。具体的には、肥満度を示すBMI(体格指数)が一定の基準を満たしていることや、肥満に関連する健康問題(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)があることが条件となります。医師が診察し、適用があるかどうかを判断しますので、まずはご相談ください。
Q2:どれくらいで効果が出始めますか?
A:効果には個人差がありますが、一般的には治療開始後数週間から数ヶ月で体重減少がみられ始めることが多いです。大切なのは、すぐに効果が出なくても焦らず、医師の指示通りに継続することです。生活習慣の改善(食事や運動)と組み合わせることで、より効果が期待できます。
Q3:ウゴービ皮下注を使用している間は、食事制限や運動は必要ですか?
A:はい、ウゴービ皮下注はあくまで体重減少をサポートするお薬であり、バランスの取れた食事や適度な運動といった生活習慣の改善が非常に重要です。お薬の効果を最大限に引き出すためにも、医師や管理栄養士の指導のもと、健康的な食生活や運動習慣を身につけることをお勧めします。
◆最後に…
仁愛堂クリニックでは、皆さまが安心して治療を受けられるよう、お薬に関する疑問や不安に丁寧にお答えしています。お薬は、私たちの健康を守るための大切なツールですが、その使い方を間違えると、かえって体に負担をかけてしまうこともあります。
「これは聞いてもいいのかな?」と思うような小さな疑問や、「ウゴービ皮下注」に関心のある方、肥満症でお悩みの方も、ぜひ一度当院にお気軽にご相談下さい。
私たちと一緒に、お薬と上手に付き合い、健康な毎日を送りましょう!
皆さまの健康をサポートできるよう、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
~~医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一
日本内科学会 総合内科医 監修~~
健康や病院について学ぶクリニック
総武線平井駅北口から徒歩4分 仁愛堂クリニック
2025.07.17更新
当院では4月1日より江戸川区の帯状疱疹予防接種の定期接種・任意接種を開始しております。
帯状疱疹予防接種について
帯状疱疹予防接種は、帯状疱疹の発症や重症化を予防する効果が期待できます。
江戸川区では、以下の対象者に対して費用の一部助成を行っています。
●定期接種 ※区から送られてきた有効期限内の予診票をお持ちの方
◆対象者:①年度内に65歳になる方
②令和7年度から5年間の経過措置として年度内70,75,80,85,90,95,100歳になる方
◆費用助成:あり
● 任意接種
◆対象者:①接種日時点で江戸川区に住民登録がある
②接種日時点で満50歳以上の方
③過去に帯状疱疹の予防接種をしていない方
※定期接種の対象者を除きます
◆費用助成:あり
★当院で接種可能なワクチン★
当院では、2種類の帯状疱疹ワクチンを取り扱っております。
《1》シングリックス(不活化ワクチン)1回につき22.000円(税込)
●2回の接種が必要です。(22,000円×2 合計44,000円)
(注:1回目接種時に、2回接種分の料金お支払いとなります)
●予防効果が高いとされています(90~98%)
《2》ビケン(生ワクチン)7700円(税込)
●1回の接種で済みます。
●予防効果(約50%)
【江戸川区一部助成金額】
《1》シングリックス(自己負担額、1回につき11,000円(税込)11,000円×2 合計22,000円 上限2回まで)
(注:1回目接種時に、2回接種分の料金お支払いとなります)
《2》ビケン(自己負担額、4,000円(税込)上限1回まで)
★接種をご希望の方★
• ワクチンは取り寄せとなり、前払い制となります。詳細は近くのスタッフもしくはお電話にてお問い合わせ下さい。
• 予診票をお持ちの方は当日お忘れになると接種ができなくなるので必ずご持参ください。
健康や病気について学べるクリニック
総武線平井駅北口から徒歩4分 仁愛堂クリニック
2025.07.05更新
1. はじめに:消化器内科の診療と食事制限の関係
消化器内科は胃や腸、肝臓など消化器官の病気を診療する専門科です。診察や検査の際に「食事制限が必要かどうか」は患者様にとって気になるポイントの一つです。本記事では、消化器内科の診療における食事制限の必要性についてわかりやすく解説します。
2. 一般診察時の食事制限は基本的に不要
通常の診察や問診、血液検査などでは特別な食事制限は必要ありません。普段通りの食事で問題ありませんが、受診前夜に夜遅くまでの飲酒や脂っこいラーメンなどの暴飲暴食は控えましょう。これらは翌日まで胃の中に食べ物が残りやすく、診察や検査に影響を与える可能性があるためです。
3. 検査前の食事制限が必要な理由
消化器内科では、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査、腹部エコーなどの画像検査がよく行われます。これらの検査は、消化器官の状態を正確に把握するために胃や腸を空にしておく必要があります。食べ物が残っていると検査の視認性が悪くなり、正しい診断が難しくなるため、検査前の食事制限が求められます。
4. 主な検査別の食事制限のポイント
• 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
胃カメラ検査では、検査の6時間前から絶食が基本です。検査3日前から脂質の多い食事や刺激物(アルコール、辛いものなど)は控えましょう。前日の夕食は20時までに済ませ、消化の良いものを選ぶことが推奨されます。
大腸カメラ検査では、検査3日前から食物繊維や脂肪分の少ない消化の良い食事を心がけ、前日の夕食は20時までに済ませます。当日は絶食で、水やお茶など透明な飲み物のみ摂取可能です。下剤の服用も検査成功のために重要です。
• 超音波検査(腹部エコー)
腹部エコー検査では、胃や腸にガスが溜まっていると画像が見えにくくなるため、検査前の数時間は絶食が推奨されます。水分は少量なら摂取可能な場合があります。
• その他の検査
血液検査やCT検査などでは、検査内容に応じて食事制限がある場合があります。医師の指示に従いましょう。
5. 食事制限を守ることで得られるメリットとリスク
食事制限を守ることで検査の精度が向上し、正確な診断が可能になります。逆に守らない場合、検査のやり直しや誤診のリスクが高まり、患者さんの負担や医療費の増加につながります。検査後は、鎮痛剤使用時は1時間程度飲食を控え、消化に良いものを少量ずつ摂ることが望ましいです。脂っこいものや刺激物、過度の飲酒は避けましょう。
6. まとめ:食事制限の有無は診療内容によって異なる
消化器内科の診療で食事制限が必要かどうかは、診察内容や検査の種類によって異なります。一般診察では特に制限はありませんが、検査前は医師の指示に従い適切な食事制限を行うことが大切です。疑問があれば遠慮なく当院に相談ください。
~~医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 監修~~
健康や病気について学べるクリニック
総武線平井駅北口から徒歩4分 仁愛堂クリニック