2017.09.13更新

B型、C型肝炎の治療には抗ウイルス薬の投与、肝庇護薬の投与、症状に対する対症療法があります。

Ⅽ型慢性肝炎に関しては良い薬が次々と開発されており、高確率で治癒が期待できる時代になってきていますが、B型慢性肝炎に対してはウイルスの活動を薬で抑え込む治療が主流です。

薬を途中で中止してしまうと、抑えられていたウイルスが活動を再開し肝臓にダメージを与えたりしますので、医師の指示に従って薬を継続することが大切ですし、薬によっては胎児に影響を及ぼす可能性もある為、子供をつくる予定があるかどうかにより治療方針も違ってきます。

急性のB型肝炎に対しては、安静を保ち自然と治るのを待ちますが、非常に重症な肝炎となった場合は血漿交換、血液透析、肝移植などが必要となります。

また、昔はB型急性肝炎は一過性で治癒する病気と言われていましたが、治った後でもウイルスが肝臓に残存し、抗がん剤、免疫抑制薬やステロイド等の治療を行った際にウイルスの再活性化と肝炎を引き起こすことが最近分かってきました。これらの治療を行う前には主治医にB型肝炎の既往があることをしっかりと伝えてチェックしてもらうようにしましょう。

このような治療により肝炎ウイルスの消滅、抑制と肝炎の鎮静化を図り、肝炎から肝硬変、肝癌へ悪化しないようにします。

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