仁クリブログ

2023.01.13更新

今年に入り、インフルエンザが流行ってきました。

まだインフルエンザの予防接種を接種していない方は、在庫も少なくなってきていますので、早めに接種するようにおすすめしています。

【価格】

1回 3,300円(税込)

※熟年者インフルエンザ接種予診票をお持ちの方は今年は無料でお受けいただけます。用紙を忘れずにお持ちください。

 

・インフルエンザワクチンは予約制ではございませんので、その日の在庫状況により接種可能となります。

・妊婦の方は産婦人科の医師に確認、相談をお願いいたします。

 授乳中の方に関してですが赤ちゃんへの移行については問題ないとされていますが、ご心配の方は同様に産婦人科の医師に確認、相談をしてからの接種をお勧めいたします。

・卵アレルギーの方はワクチンに卵白の成分が微量に含まれているため医師にご相談ください。

・当院では防腐剤フリーのワクチンの取り扱いはございません。

 

 

2023.01.12更新

高尿酸血症について

 

【高尿酸血症とは】
血液中の尿酸が7.0mg/dlを超えると、高尿酸血症と診断されます。
尿酸が高いだけでは、自覚症状はありませんが、進行していくと、結晶となった尿酸が関節・足先や耳たぶなどにたまります。そしてその部分に炎症が起こり、激痛の痛風発作が起こります。また腎臓にたまって結石ができると背中に痛みが生じたり、痛風腎を引き起こし腎臓の機能を低下させます。老廃物を尿として排泄できない腎不全にまで悪化すれば,透析を受けなければなりません。
尿管や膀胱に移行するとその部分で炎症を起こし、激痛を生じます。尿管で起こった場合は尿管結石、膀胱で起こった場合は膀胱結石といい、これらを合わせて尿路結石と言います。
高尿酸血症や痛風・尿路結石は、男性に圧倒的に多い病気です。女性は女性ホルモンによって尿酸値がコントロールされるため、男性に比べれば少ないのですが、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後にはやや増加します。


【尿酸とは】
体内のエネルギー源や核酸の成分として重要なプリン体という物質の老廃物です。尿酸は通常体内では尿と一緒に排泄されます。
しかし、不適切な食生活やアルコールを多量に摂取する生活習慣などが原因で、排泄されるはずの尿酸が体内で一定量をオーバーしてしまい、さまざまな生活習慣病を引き起こすとされています。


【プリン体とは】
人が生きていくうえで欠かせないエネルギーと遺伝情報をつかさどる核酸の減量となるものです。
生きている限り体内でプリン体はつくられ続けます。
しかし、体のバランスがくずれてプリン体の老廃物である尿酸の排泄量が少なくなったり、プリン体を多く含む物質を摂取すると、プリン体が体内で過剰となります。
その老廃物である尿酸が増え、高尿酸血症・通風を引き起こす結果となります。


【自覚症状がなくても油断禁物】
生活習慣病は自覚症状が乏しいため,そのまま放置されやすいのが特徴です。しかし放っておくと動脈硬化を進行させ,脳卒中や心臓病といった命に関わる合併症につながりますので,早めに見つけて進行を抑えることが大切です。
生活習慣病の原因は,過食・運動不足による肥満,アルコールの飲み過ぎなど,高尿酸血症の原因と重なっていますので,尿酸値を見れば生活習慣病が進行しているかどうかが分かります。「尿酸値が高い」と言われたら,痛風や尿路結石などの症状がなくても生活習慣を見直し,尿酸値を下げることが肝心です。なお詳しいメカニズムは分かっていませんが,高尿酸血症自体に脳卒中や心臓病を引き起こす原因があるともいわれています。


【予防】
尿酸値を下げる具体的な方法の第一は減量です。高尿酸血症の患者さんの多くは太り気味で、その患者さんが減量すると、尿酸値も下がります。
減量のためには、適切なカロリーで栄養バランスのよい食事をとること、そして適度な運動を続けることが欠かせません。なお、運動の強さが強過ぎると、逆に尿酸値が高くなるので注意してください。
減量に加えて、尿酸値を上げない工夫も必要です。例えばアルコール(とくにビール)を飲み過ぎない、体内で尿酸に変わる「プリン体」の多い食べ物(レバーなど)を食べ過ぎない、水分は1日1ℓをとるといったことです。


【治療】
治療は主に生活習慣の改善指導。それと薬物治療です。
薬の飲み始めには痛風発作の再発がよく見られます。慢性的に高い状態にあった尿酸値が急低下したときに,白血球が尿酸塩結晶を攻撃するためです。しかし服薬は,ここで勝手に中止せず続けることが大事です。
前述の通り,薬の飲み始めには痛風リスクが上がります。3〜6カ月かけて徐々に用量を増やし,ゆっくりと尿酸値を下げます。
服薬をやめるとすぐに高尿酸血症の状態に戻ってしまいます。自分の判断で服薬をやめたり量を減らしたりせず,決められた量を根気よく飲み続けることが大事です。

 

 

★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。

2022.12.22更新

現在当院では、

■発熱がある

■発熱は無いが風邪症状がある ※咳、のどの痛み、鼻水、頭痛、倦怠感、下痢等

■PCR検査、インフルエンザの検査を希望

■濃厚接触者(症状の有無にかかわらず)

上記の方は原則隔離での診察が必須の為、予約制とさせていただいております。

直接ご来院いただいても診療いたしかねますので、予めご了承ください。

 

感染者数増加に伴い、症状が軽い方でも陽性判定が出る方が増えてきております。

当院は基礎疾患を抱えた方の来院も多いため、一般の患者様と同じ待合室では待機できないので、このような対応となりますことをご理解いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

2022.12.22更新

12月29日(木)~1月3日(火)・9日(月)は祭日の為、休診とさせていただきます。

患者様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承下さいますようお願い致します。

なお、休み明けの1月4日(水)は混雑が見込まれます。

お時間に余裕をもってのご来院をお願い致します。

 

 

 

2022.12.22更新

★ストレスが溜まっていませんか?
★飲酒・喫煙の習慣がありませんか?
★塩分多く取っていないですか?
★血圧、130超え!!……なんてことになっていませんか?
          ↓
ご注意下さい! あなたの血圧は大丈夫ですか?

そして、気温が低下する寒い今の季節は血圧が高くなりがちです。
なぜなら、
① 鍋物などの塩分摂取が増える
② 運動不足
③ 寒さから体温を逃がさないように、血管が収縮
まずは、自分の血圧を見直しましょう!
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【原因】
高血圧はその原因により、「本能性高血圧」と「二次性高血圧」に分けられます。

「本能性高血圧の原因」
一般的に高血圧は本能性高血圧のことを指し、日本人の90%以上はこのタイプと言われています。本能性高血圧の原因ははっきりとわかっていません。リスク因子としては、加齢や肥満、生活習慣(過食や塩分の摂り過ぎ、運動不足、過度の飲酒、喫煙)やストレス、遺伝的は要因などが関連していると言われています。
「二次性高血圧の原因」
二次性高血圧の原因は、何らかの病気が原因となって起こる高血圧のことです。
腎実質性高血圧、腎血管性高血圧、内分泌性高血圧、遺伝性高血圧、薬剤誘発性高血圧、いわゆる血管やホルモンの異常、薬剤などがその原因として挙げられます。
また若くから血圧が高い場合は、特に二次性高血圧が疑われます。

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【症状】
高血圧に特有の症状は、ほとんどありません。ただ血圧が高く上昇した場合、頭痛、めまい、肩こり、動悸、耳鳴り、吐き気といった症状を伴うことがあります。
また気づかないうちに進行し、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳卒中などの合併症を引き起こすこともあります。普段から血圧を測る機会の少ない方は早期発見することは難しいです。
自分の血圧を知るために、一度測ってみてはいかがでしょう?
・自宅で安静時測定した時………135/85以上
・一般的に測定した時………140/90以上の場合に「高血圧」とされています。
一時的に高くなることもありますので、血圧を測定する時は、椅子に座ってから2~3分深呼吸してから測りましょう。
何度か測ってみて平均的に上記の数値を超えている場合は、高血圧症の可能性があります。
まずは食事、運動から見直してみてはいかがでしょうか?

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【治療】
高血圧治療の目的は高血圧が続くことによって起こる脳卒中、心筋梗塞などの合併症の発症、進行を防ぐことです。高血圧の治療は①生活習慣の改善、②薬物治療の2つによって行われます。

① 生活習慣の改善
1. 食事に気をつけましょう!
食事の中でも塩分が血圧をあげる一番の要素になります。減塩を心がけましょう。
<減塩方法>
・漬物は控える。
・外食や加工食品を控える。
・めん類の汁は残す。
・低塩の調味料を使う。
・できあいのお惣菜を使いすぎない。
・新鮮な食材を用いる。
2. 服装に気をつけ寒暖差に注意しましょう。
3. ストレスをため込まないようにしましょう。
4. ダイエットしましょう。
5. 睡眠不足にならないように早めに就寝しましょう。
6. 適度な運動をしましょう。
7. タバコを控え、禁煙しましょう。
8. 毎日、血圧を測定してみましょう。

気をつけなければならないことがたくさんあります。高血圧にならないための予防も大切です。また、高血圧と診断された方も改善に向かうように、生活習慣の見直しが重要なカギとなりそうです。

② 薬物治療
血圧は1日の中でも常に変動しており、立ち上がったり動いただけでも血圧は上がってしまいます。
従って、一時的に血圧が上昇することは、正常の人にも起こることであり、ほとんど心配ありません。
平均的に高い血圧(リスクに応じて変わりますが、一般的には140/90以上)が続く場合に、治療の開始となります。
基本的には先に述べた、食事、運動、生活習慣の改善をまずは行っていただき、それでも血圧が高い場合は、投薬治療となります。投薬治療では降圧薬と呼ばれる血圧を下げる薬を用います。降圧剤はいくつか種類があり、それぞれ効果や副作用が異なります。
複数の降圧薬を、時に組み合わせて使う事で目標血圧を達成します。
また当院では2種類の薬が1つとなった合剤の処方を行っています。たくさんの薬を飲まなければならない方は、是非ご相談下さい。薬の量を減らすことができます。

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2022.12.21更新

当院では、医師が診察をして必要と判断した場合、PCR検査を行っております。

検査には約13分かかりますが、即日結果が出ます。

尚、発熱・風邪症状のある方は、完全予約制で、即日結果の受付時間は18時30分までとさせていただきますので、ご了承下さいませ。

2022.12.08更新

「糖尿病について」


【糖尿病とは】
糖尿病とはインスリン(膵臓で作られるホルモン)が不足して十分に働かなくなる為に、ブドウ糖が増え高血糖になってしまう病気です。

また、糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病の2種類があります。
1型糖尿病 
・膵臓のβ細胞が破壊されインスリンが出なくなる。
・発症者の多くが小児を含めた若者。
・生活習慣が原因ではない。
・インスリン治療が必要。

2型糖尿病
・糖尿病のほとんどが2型糖尿病で中高年に多い。
・生活習慣病や遺伝が原因。
・生活習慣の改善、飲み薬、インスリン治療を行う。


【原因】
1型糖尿病
自己抗体の攻撃によって膵臓でインスリンを作っているβ細胞を破壊してしまい、インスリンが出なくなってしまいます。
なぜβ細胞が破壊されてしまうのか原因はわかっていません。
免疫反応が誤って働き、自分の細胞を攻撃してしまうのではと考えられています。

2型糖尿病
食生活の乱れ、運動不足、肥満、ストレスが主な原因です。
必ずしも甘いものが原因とは限らず、カロリーが高い食事や、一度に大量の食事を摂るなどは2型糖尿病のリスクを高めます。
また、遺伝子が原因の場合もあります。


【症状】
糖尿病は初期段階では症状がなく、血糖値がかなり高くなってから症状が現れるので、気づかない方も多くいます。
高血糖時に現れる症状として
・のどが渇く
・トイレの回数が多い
・疲れやすい、倦怠感
・体重が減る
があります。
また、高血糖の状態が続くと、糖尿病性神経障害・糖尿性網膜症・糖尿性腎症などの合併症を併発する可能性が高いです。


【検査方法】
一般的に採血を行い、血糖値とHbA1cの数値を見ます。


【治療方法】
糖尿病の治療方法として主に3つあります。
食事療法
・バランスの良い食事を摂る
・朝・昼・夕と規則正しく食べる。
・ゆっくりとよく噛んで食べる
・食事の順番も気を付ける

運動療法
・ウォーキングやジョギング、踏み台運動などの有酸素運動
・壁腕立て伏せやゆっくりスクワットをするなどのレジスタンス運動
 (レジスタンス運動:筋肉に負担をかける運動)
・座る時間を減らし、生活活動を増やす

薬物療法
飲み薬と注射薬があり、2型糖尿病の治療は飲み薬から始めることが多いです。
1型糖尿病の治療にはインスリンが必要です。


【最後に】
当院では病気の詳しい説明、生活指導、内服薬からインスリン治療とトータルな糖尿病治療を行っております。
健康診断の結果や症状などで気になることがございましたら、まずは診察にお越しください。

 

★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。

 

2022.12.02更新

【 尿路結石とは? 】

 尿路結石症は、腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患です。
尿の通り道である腎臓・尿管・膀胱・尿道を尿路といいます。腎臓にできるものを「腎臓結石」、尿管にできるものを「尿管結石」、膀胱にできるものを「膀胱結石」と言います。結石による痛みは、人間が感じる最も強い痛みの1つとされています。

男性は15.1%(男性の7人に1人)、女性は6.8%(女性の15人に1人)と男性の方に多い疾患で、1度尿路結石になると期間を限定しなければ、80~90%の方が再発すると言われています。また、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風など)がある方に多く発生します。患者数は年々増え続けており、40年の間に3倍になっています。

 

【 原因 】

 結石は、尿に含まれるカルシウム、マグネシウム、尿酸などの成分が過飽和状態になって結晶化したもので、ほとんどがカルシウムによるものです。結石ができる原因はまだよくわかっていませんが、リスク要因としては体質遺伝の他、生活習慣が大きく関わっているとされています。また、結石ができやすい病気もあります。


① リスクが高い生活習慣
・水分量が少ない
・汗かき
・大食い
・肉類をよく食べる
・糖分や塩分の摂取量が多い
・運動不足
・尿の停滞、濃縮がある
・ストレスが溜まっている


② 病気などのリスク要因
・入院などで長期臥床しており、尿流が停滞している
・ステロイドなどの薬を使用している
・尿管狭窄、前立腺肥大などの尿路通過障害がある
 尿路結石になりやすい病気としては、骨粗鬆症・クッシング症候群・高カルシウム血症・シスチン代謝異常・原発性副甲状腺機能亢進・クローン病などの炎症性腸疾患があります。

 

【 症状 】

 尿路結石のなかでも尿管結石は激痛が起こる病気として知られており、安静にしても痛みが治まらないことが特徴です。


① 尿路結石の症状
・血尿
・慢性的な腰痛
・背中の違和感や痛み
・腹部から背中、わき腹に起こる筋肉の痛み
 痛みに関しては、尿路結石だけではなく腸の重大な病気でも起こる場合があります。背中の痛みは心筋梗塞の可能性もあります。


② 尿管結石の症状
・突然起こるわき腹から下腹部にかけての激しい痛み
・血尿
・腰痛
・冷や汗
・吐き気、嘔吐
・顔面蒼白
・陰部の痛み

 

【 治療 】

 結石の大きさによって治療が異なり、サイズが小さければ薬物療法と1日2L以上の水分摂取や適度の運動などの生活習慣指導で結石が自然に出るのを待ちます。大きい場合は自然に尿として排出できるサイズまで結石を細かく破砕、あるいは除去する砕石治療を行います。

 

【 検査 】

 的確な診断や治療を行うにあたり、結石の大きさや位置、腎臓の状態などを検査する必要があります。


① 超音波(エコー)検査
大まかな腎臓の様子、腎臓付近の結石の有無を診ます。


② レントゲン検査
X線にて結石の場所と大きさを診ます。レントゲンに写らない結石も多くあります。


③ CT検査
尿路のどこに、どの程度に結石があり、それにより尿路がどうなっているか診る検査です。

 

【 予防 】

 尿路結石は再発率が高いため、生活習慣を見直すなどの予防が重要です。


① 水分摂取
・カフェインや糖類を含まない水や麦茶などを1日に2L以上を目安に摂取する。汗をかいた場合はさらに補給する。
・アルコールやジュースは控えめにする。
・結石は就寝中にできやすいとされているので、寝る前にコップ1杯程度の水を飲む習慣をつけましょう。


② バランスのいい食事
・塩分や糖分、脂肪分の多いものは摂りすぎない。
・ほうれん草や紅茶、チョコレート、ビール、レバーなどは結石を作りやすいとされているので避け、食物繊維をたくさん摂る。
・カルシウムやマグネシウムなどのミネラルもできるだけ摂取する。


③ 運動習慣を身に着ける
・運動により、結石の自然排石効果が促進される。特に小さな結石には効果的。
・運動習慣をつけることにより骨が丈夫になり、カルシウム溶出を防ぐ。

 

【 最後に 】

 尿路結石症は生活習慣病の1つで正確な診断と適切な治療が必要となります。また、再発が多いため、治療とともに再発予防が大切になります。健康診断で指摘された場合や痛みなどの自覚症状がでてきたら専門医に相談しましょう。

 

 

★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。

2022.11.24更新

インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザは、
インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気で
・38℃以上の高熱
・頭痛
・関節痛
・筋肉痛
など全身の症状が強いのが特徴です。
併せて
・のどの痛み
・鼻汁
・咳
などの症状も見られます。
さらに
・気管支炎肺炎
・中耳炎
・熱性けいれん
などを併発し重症になることがあります。

かぜとインフルエンザは、似ている症状もありますが、原因となるウイルスが異なる別の病気です。

 

かぜ
原因→アデノウイルス・ライノウイルス

症状→のどの痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、発熱など

症状の現れ方→比較的ゆっくり

症状が現れる部位→のど、鼻など局所的

インフルエンザ
原因→インフルエンザウイルス(A型・B型・C型)

症状→高熱(38~40度)、頭痛、関節痛、強い寒気、せき、強い倦怠感、のどの痛み、鼻水など

症状の現れ方→急激

症状が現れる部位→全身

 

インフルの潜伏期間は?
インフルエンザの潜伏期間は1~3日。 発熱は2~3日続き約1週間で回復します。

インフルエンザはどのように感染するのか?
感染している人の唾や鼻みずが手から手へ、あるいはドアノブやつり革などを介して手に付着することなどによる感染。
ただしインフルエンザはウイルスが手に付着しただけで感染することはありません。
ウイルスが付着した手で、口や鼻、目などの粘膜を触れることで感染します。

かぜの潜伏期間は?
ライノウイルスや、従来のコロナウイルスの発症前の潜伏期間は1~4日。
感染後はウイルスが増殖して症状があらわれてきますが、症状があらわれる少し前から人にうつることがあります。

 

かぜはどのように感染するのか?
かぜをひいている人がくしゃみや咳をすると鼻水や唾液のしぶき(飛沫)は2mくらい飛び散ります。
飛沫を直接吸い込んだり、ウイルスが付着した手で、口や鼻、目などの粘膜を触れることで感染します。

うつらない/うつさないためには
感染症にうつりやすい人込みを避けたり、マスクの着用が必要ですが、免疫力を高めることも大切です。

十分な休養
身体と心の休養をとるためには睡眠が重要であり、免疫力を高めるためにも意識的に睡眠時間を確保する必要があります。
風邪の予防としても、感染後に風邪を治す場合にも1日7~8時間は眠りましょう。

栄養バランスを考えた食事
偏った食事は免疫力を低下させる原因になるため、ビタミン・タンパク質・食物繊維などバランス良くとり入れましょう。
また、腸管には免疫細胞が集まってるのでヨーグルトなどの発酵食品を口にして腸内環境も整えましょう。

ストレスを溜めないこと
ストレスを受けると交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、免疫力が低下してしまいます。
普段頑張りすぎてしまっている方は、運動や音楽など、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

一般的にはインフルエンザの方が症状の重い場合が多く、どちらも免疫力や抵抗力の弱い呼吸器系の持病のある人にとっては、命にかかわる重篤な合併症を引き起こす可能性もあるので気をつけましょう。

 

インフルエンザワクチンの接種
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。

当院でもワクチン接種を行っています。

【価格】

1回 3,300円(税込)

※熟年者インフルエンザ接種予診票をお持ちの方は今年は無料でお受けいただけます。用紙を忘れずにお持ちください。

・インフルエンザワクチンは予約制ではございませんので、その日の在庫状況により接種可能となります。

・妊婦の方は産婦人科の医師に確認、相談をお願いいたします。
・当院では防腐剤フリーのワクチンの取り扱いはございません。

 授乳中の方に関してですが赤ちゃんへの移行については問題ないとされていますが、ご心配の方は同様に産婦人科の医師に確認、相談をしてからの接種をお勧めいたします。

・卵アレルギーの方はワクチンに卵白の成分が微量に含まれているため医師にご相談ください。

 

2022.11.20更新

12/29(木)~1/3(火)は休診とさせていただきます。

なお、お休み明けの1/4(水)は混雑が、見込まれます。

当院は予約制ではございませんので、お時間に余裕をもってのご来院をお願い致します。

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