ゴールデンウィークお休みのお知らせ
2023.04.20更新
誠に勝手ながら、4月29日(土)・5月3日(水)・4日(木)・5日(金)は休診とさせていただきます。
尚、4月30日(日)・5月1日(月)・2日(火)は通常通り診療を行います。
ゴールデンウィーク明けの6日(土)は混雑が予想されますので、何卒、ご理解の程、宜しくお願い致します。
2023.04.20更新
誠に勝手ながら、4月29日(土)・5月3日(水)・4日(木)・5日(金)は休診とさせていただきます。
尚、4月30日(日)・5月1日(月)・2日(火)は通常通り診療を行います。
ゴールデンウィーク明けの6日(土)は混雑が予想されますので、何卒、ご理解の程、宜しくお願い致します。
2023.04.10更新
【COPDについて】
COPDとは、従来慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。
タバコの煙を主とする有害物質を長期に吸入することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。
肺の炎症は、たばこの煙やPM2.5などの有害物質を吸い込むことにより生じるといわれています。そのため喫煙者やたばこの煙にさらされる機会の多い方はかかりやすい傾向にあります。
慢性閉塞性肺疾患の炎症によって破壊されてしまった肺は、時間が経過しても元には戻りません。
そのため、治療によって病気の進行を抑えることが大切です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)のタバコ以外の原因は
大気汚染物質(工場の煙、自動車の排気ガス、黄砂などのPM2.5)
職業上の粉塵や化学物質(蒸気、煙など)
低出生体重児
遺伝的要因(感受性の高さ、α1-アンチトリプシン欠乏症)
加齢
呼吸器の感染症
なども関係していると考えられています。
PM2.5などの粒子の細かい大気汚染物質や、化学物質は肺胞まで入り込みやすく、蓄積量が多くなると慢性閉塞性肺疾患(COPD)を発症するリスクが高くなります。
また、加齢による肺機能の低下や肺機能が未熟のまま産まれた低出生体重児や、
小児期に起こった慢性肺疾患、遺伝的な要因も慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発生に関与しています。
気道の炎症を起こす感染症も、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪因子となります。
一般的には若い年齢で喫煙を開始した人や喫煙年数(20年以上)が長い人、
1日に吸うタバコの本数(1日20本以上)が多い人ほど慢性閉塞性肺疾患(COPD)になるリスクが高いとされており40代以上の喫煙者に多くみられます。
タバコをやめて何年で肺は綺麗になる?
禁煙後1年経つと肺機能が改善し、禁煙2-4年後には虚血性心疾患や脳梗塞のリスクが約1/3減少します。
肺がんのリスクが低下するのは、禁煙5年後以降と少し時間がかかりますが、禁煙して10-15年経てば様々な病気にかかる危険が非喫煙者のレベルまで近づくことがわかっています。
タバコの代わりは何がいい?
タバコの代わりにリフレッシュ感を得られるシュガーレスガムや、
ドライフルーツ、ナッツ類、コーヒーなどの食べ物・飲み物、歯磨きや軽い運動などで、解消するのも効果的です。
禁煙中 どうしても吸いたくなったら?
その他の対処法(吸いたくなったら・・・)
・ゆっくり深呼吸をする
・冷たい水やお茶を飲む
・歯を磨く
・昆布やガムを噛む
・体操や散歩等、軽い運動をする(体を動かす)
・食後は早めに食卓を離れる
・たばこに近づかない(吸っている人や自動販売機等)
・禁煙を決意したときのメモを再度見る
COPDの予防は「たばこを吸わないこと」に尽きます。
COPDの発症リスクは喫煙年数などに比例して高くなるので、早く禁煙すればするほど予防効果が大きくなります。
また、すでにCOPDを発症している場合でも直ちに禁煙すれば治療効果が上がり、
進行を止めることができます。
長年たばこを吸っている人のなかには「今さら禁煙しても遅い」と考える人もいるかもしれませんが、高齢になってからの禁煙でもCOPDのリスクは大きく減少することがわかっています。
喫煙は喫煙者本人だけの問題ではありません。
受動喫煙による被害を起こさないためにも家族や職場に喫煙者がいる場合は、直ちに禁煙してもらうか分煙を徹底する必要があります。
★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。
2023.04.06更新
4月7日(金)の午前中の診療ですが、都合により、小林院長ではなく代診医師の診療となります。
ご迷惑をおかけ致しますが、何卒、ご了承下さい。
2023.04.01更新
【肺機能検査について】
今回は、呼吸器系の検査について少しお話ししたいと思います。この春先では気温差が大きく咳喘息になりがちになる患者様も多いと思います。
呼吸器の検査は主に、胸部レントゲン、胸部CT、スパイロメトリーなどがあげられます。当クリニックではCT検査は行うことはできないので胸部レントゲンやスパイロメトリーを行うことになります。
スパイロメトリーとは聞きなれないと思いますが、俗にいう肺活量等を調べる検査です。実査には肺活量だけでなくどれだけ勢いよく吐ききってフローボリューム曲線を作成し気道の閉塞状態も調べたりします。後者は後ほど説明します。
この検査は2種類の検査に分けられます。まず肺気量分画の検査と努力性肺活量の検査を行います。
【肺気量分画】
通常の肺活量の測定です。
横軸は時間経過、左から右に進みます。縦軸は呼気吸気の量です。上方向は吸った量、下方向は吐いた量です。一回換気量TVや最大吸気量IC、予備呼気量ERVなどがわかりますが最終的には肺活量VCを求めることが目的です。この図のように、息を可能な限り吐いても実は肺では呼気が残っていることがわかります。これを残気量RVといいます。ただし、この残気量は簡易的な装置では測れずヘリウムガスを使ったもっと大掛かりな装置ではないと測定できません。通常の検査では残気量まで測ることはなく、臨床的意義があるのは肺活量の値です。
肺活量は性別、年齢、身長によって異なるので肺活量自体の正常値は存在しません。では何で評価するかは、予測肺活量との比較になります。予測肺活量は性別、年齢、身長によって算出され、本来吸排気できると予測される肺活量です。
予測肺活量の算出は
成人男性(ml):〔27.63-(0.112×年齢)〕×身長(cm)
成人女性(ml):〔21.78-(0.101×年齢)〕×身長(cm)
で算出します。
予測肺活量との比較は%肺活量(%VC)として示します。
%肺活量:(肺活量÷予測肺活量)×100
正常値は80%以上です。
後に説明します一秒率の状態にもよりますが%肺活量の低下は主に間質性肺炎、肺線維症、胸膜炎などがあげられます。
【努力性肺活量】
簡単に言うと短時間でどれだけ勢いよく吐ききれるかの検査です。実際にはフローボリューム曲線が描かれます。
肺気量分画の図と違った表示法です。
横軸は吸排気の量、左方向は吸った量、右方向は吐いた量です。縦軸は吐いた息の速度です。
最初に安静時の呼吸を数回繰り返します。そして可能な限り息を吸って思いっきり息を吐き続けます。そして上記の図の様に三角形のような形になりこの三角形の面積が努力性肺活量に相当します。肺気量分画の肺活量は比較的ゆっくり吸排気を行ったのに対し努力性肺活量は勢いをつけて得た肺活量なので前者と区別されます。努力性肺活量は肺活量に比べ低く測定されます。もし努力性肺活量の方が大きい時、最初の肺気量分画の検査時で正確に測れなかったことが考えられます。
因みに努力性肺活量測定が正確に評価できる条件とは、①単一呼出であること、②ピークフローが存在すること、③呼出6秒間最後まで止めずに吐ききることがあげられます。
しかし、本来は努力性肺活量を測定することが目的ではありません、一秒率の測定が臨床的意義を持ちます。
一秒率の説明の前に一秒量を説明します。一秒量とは1秒間の呼出量です。この一秒量をもとに肺年齢が算出されます。患者様にとってはそれだけがどうしても目に行ってしまうかと思います。しかし評価はかなり厳しく私が検査した中で健常者でも肺年齢が若く算出された事例はほとんどありません。一秒量を用いて薬剤評価を行うことがありますが、肺年齢自体で評価することは少ないです。ただ喫煙等により肺年齢が著しく上昇し、COPDの早期発見や早期治療につながるかと思います。
そして一秒率とは努力性肺活量に対する一秒量の割合を指します。
一秒率(%)=(一秒量÷努力性肺活量)×100
正常値:70%以上
この一秒率の低下する疾患で代表的なのはCOPD、肺気腫、気管支喘息、疾患以外では喫煙などあげられます。
更に一秒率の評価だけでなくフローボリューム曲線の形状から病態も予測できます。
例えば青やピンクの曲線の様に、最後の吐ききりの速度が低く下に張っている状態が肺気腫や気管支喘息の形状です。また紫色の曲線の様にピーク付近はなだらかになっている状態が上気道閉塞の形です。
そして%肺活量と一秒率の関係から拘束性なのか閉塞性なのか、または混合性なのかが推測されます。
★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。
2023.03.25更新
現在、発熱外来、風邪症状で受診希望の方は、予約制ではありませんので、直接、来院していただければ、順番に診療が受けられます。
(受付時間… 平日:午前 9時~12時10分 午後 15時~18時30分 土・日曜:午前 9時~12時10分)
症状によって診療内容や行う検査も違いますので、順番が前後する事もあり、1~2時間程度の待ち時間が発生することがあります。
尚、当院は基礎疾患を抱えた方の、来院も多いため、そのような患者様と同じ待合室では待機できないので、部屋を隔離しての対応となります。ただし、当院は狭い為、部屋に限りがございまして、場合によっては、外での待機となる可能性もございます。
(付き添いの方は、最初から外での待機となります。)
15歳未満の方は、曜日によっては、受診できない場合がございますので、電話にてお問合せ下さい。
何卒、ご理解の程、宜しくお願い致します。
2023.03.13更新
当院では「にんにく注射お試しキャンペーン」と銘打ちまして、4月30日までの期間限定でにんにく注射を特別価格にてお試しいただけるキャンペーンを行っております。
★にんにく注射(アリナミンF)とは
ビタミンB1による注射です。にんにくの匂いがするため、この名前で呼ばれています。疲労回復や免疫力向上などの効果があります。
【料金】(税込)
にんにく注射1回(通常2200円) → 特別価格1650円
ぜひこの機会に特別価格でにんにく注射を試してみませんか?
にんにく注射ご希望の方、ご不明点、ご質問等がある方はスタッフまでお申し出ください。
※注射は予約制ではありません、ご希望の場合はお気軽に受付までお申し出ください。
※当院でにんにく注射を初めて受ける場合は診察が必要です、予めご了承ください。
2023.03.10更新
【骨粗鬆症について】
【どんな病気?】
骨粗鬆症は骨の量が減り、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
【症状】
自覚症状が乏しく、「背中が丸くなる」「身長が縮む」といった症状が徐々に起こるため、「病気」と気付かないことが多いのも特徴です。気付いた時には病状がかなり進行していたということも少なくありません。
【どんな人に多い?】
骨粗鬆症は原因によって大きく2つのタイプ(原発性・続発性)に分けられます。
・原発性骨粗鬆症の原因
• 加齢
• 閉経による女性ホルモンの低下
• 極端なダイエット
• 遺伝
• 体型(小柄・痩せている人)
• 喫煙
• 過度の飲酒
• 偏った食生活
• 運動不足
・続発性骨粗鬆症の原因
• 生活習慣関連型骨粗鬆症
(糖尿病・慢性腎臓病・動脈硬化・慢性閉塞性肺疾患(COPD))
• その他関連する病気
(ステロイド性骨粗鬆症・関節リウマチなどの自己免疫疾患・副甲状腺機能亢進症・甲状腺機能亢進症)
【診断】
X線(レントゲン)検査でも可能です。
骨の量や成分(骨密度)を測定するためには、デキサ法(2重エネルギーX線吸収法)、超音波法、MD法、CT法といった詳しい検査があります。
【治療】
骨粗鬆症治療の目的は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。治療の中心は薬物治療になりますが、骨粗しょう症の発病には、食事や運動などの長年の習慣も深く関わっています。そのため、薬物治療とともに食事療法や運動療法も並行して行い、骨強度を高めていくことが重要です。
・骨密度を低下させない食事療法
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。 カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。
また、高齢になると、食の好みが変わったり、小食になったりしてタンパク質の摂取量は不足する傾向があります。 タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取しましょう。
栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。
骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。 散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど、日常生活のなかでできるだけ運動量を増やしましょう。
骨折予防に有効な運動は、ウォーキング、ジョギングなどがありますが、ご自身の体の状態にあわせて無理なく続けることが大切です。骨粗しょう症治療中の方や膝に痛みがある方は、運動を開始する前に医師に相談してください。
【定期的に骨密度検査へ】
症状が無くても、女性は40歳を過ぎたら定期的に骨密度検診を受けましょう。
わが国では、40歳以降の女性を対象に5年刻みに骨密度の節目検診を行う自治体が多くなっています。 特に閉経後の女性は、可能であれば1年に1度検診を受けるとよいとされています。 骨密度検診は、お住まいの地域の広報誌やホームページ、保健センターに問い合わせするなどして確認できます。
検診で骨密度が減っていると判定された人は、指示された時期に医療機関で診断を受け、治療の時期を逃さないようにしましょう。
★内科専門医による総合医療、全人的医療を提供している仁愛堂クリニックです。総武線平井駅から徒歩4分と近いので、是非ご来院下さい。
2023.03.09更新
院内でのマスク着用継続のお願い
2023年3月13日より、国の推奨するマスク着用の規定が緩和され、「個人の主体的な選択を尊重する」、「個人の判断に委ねる」こととなりますが、院内におきましては引き続き「マスクの着用」をお願いいたします。
院内には重症化リスクの高い方もいらっしゃいます。厚生労働省からも医療機関を受診する際はマスクの着用を推奨されています。
感染の有無にかかわらず、院内での「マスクの着用」をお願いいたします。
※事情によりマスクの着用が困難な場合はスタッフまでお申し出ください。